第二新卒の基本

仕事のスケジュール管理|第二新卒が締め切りを守る予定の立て方と見直し方【2026年版】

木戸 悠介 なぜキャリア? 編集長 公開 2026年10月16日 読了 約10分
仕事のスケジュール管理|第二新卒が締め切りを守る予定の立て方と見直し方【2026年版】

仕事が増えてくると、気づいたら締め切りが迫っていた、ということが起きやすくなります。新しい職場では、仕事の量や進み方の感覚がつかめず、予定を立ててもうまくいかないこともあるはずです。

スケジュール管理は、特別な才能ではなく、書き出す・見積もる・見直す、の3つをくり返す習慣です。完璧な予定を立てることより、予定がずれたときに早く気づいて直せることのほうが大切です。

この記事では、予定を立てる3つの単位、時間の見積もり方、余裕の持たせ方、見直し方、立て直し方を整理します。

1. 結論:書き出す・見積もる・見直す、をくり返す

やること内容
書き出すやる仕事を、一つ残らず書き出す
見積もるそれぞれにかかる時間を見積もり、締め切りから逆算する
余裕を持たせる見積もりより多めに時間を取る
見直す毎朝と毎週、予定と実際を見比べる

頭の中だけで予定を管理しようとしないことが大切です。書き出すだけで、忘れることがなくなり、気持ちにも余裕が生まれます。

2. 予定を立てる3つの単位

単位決めること見る頻度
月大きな締め切り、会議、繁忙期月の初めに
週今週中に終える仕事と、その順番週の初めに
日今日やる仕事と、その時間毎朝

月で大きな締め切りを押さえ、週で順番を決め、日で時間を割り当てると、予定が立てやすくなります。

3. 仕事を書き出して時間を見積もる

書き出す項目例
仕事の名前会議資料の作成
締め切り金曜15時
見積もり時間3時間
前にやること先月の数字を経理からもらう
誰の確認が必要か課長の確認(半日見ておく)

「前にやること」と「誰の確認が必要か」を書き出すと、思わぬ遅れを防げます。自分の作業が終わっても、確認を待つ時間がかかることを忘れがちだからです。

4. 余裕の持たせ方

工夫内容
見積もりを多めにする慣れないうちは、見積もりの1.5倍ほどの時間を取る
自分の締め切りを早めに決める本当の締め切りの1日前を、自分の締め切りにする
予定を詰めすぎない1日の予定は、使える時間の7割ほどにする
急な仕事の時間を空けておく突然の依頼に対応できる時間を残す

予定を詰めすぎると、急な仕事が一つ入っただけで全部が崩れます。空き時間を残しておくことも、スケジュール管理の大切な一部です。

5. 毎朝と毎週の見直し方

いつやること時間の目安
毎朝今日やる仕事を決め、順番と時間を割り当てる5〜10分
毎日の終わり終わった仕事に印をつけ、明日に回す仕事を確かめる5分
毎週の初め今週の締め切りを確かめ、順番を決める15分
毎週の終わり予定と実際を比べ、見積もりのずれを振り返る10分

見積もりのずれを振り返ると、次の見積もりが正確になっていきます。「資料づくりはいつも見積もりの倍かかる」と分かれば、次からは倍の時間を取ればよいのです。

6. 予定が崩れたときの立て直し方

  1. 締め切りに間に合わないと分かった時点で、すぐに上司や相手に伝える。
  2. 今やっている仕事を書き出し、締め切りの近い順に並べ直す。
  3. 後回しにできる仕事がないか、上司に相談する。
  4. 一人で終わらない場合は、手伝ってもらえないか相談する。
  5. 立て直した予定を、関係する人に共有する。

間に合わないと分かったら、早く伝えるほど、取れる手が増えます。締め切りの直前に伝えるより、気づいた時点で伝えるほうが、相手も対応しやすくなります。

7. 使う道具の選び方

道具向いている使い方
カレンダー(会社で使っているもの)会議や締め切りなど、時間の決まった予定
やることの一覧(紙・ツール)毎日のやることを書き出し、終わったら消す
手帳月と週の予定を一目で見る
チームの仕事の管理のツールチームで仕事の進み具合を共有する

道具は、一つか二つに絞るのがおすすめです。道具を増やしすぎると、どこに何を書いたか分からなくなります。会社で使っているツールがあれば、それに合わせてください。

今日から試せる5つの点

  1. やる仕事を、一つ残らず書き出す。
  2. 仕事ごとに、見積もり時間と締め切りを書く。
  3. 自分の締め切りを、本当の締め切りの1日前にする。
  4. 毎朝5分で、今日やる仕事の順番を決める。
  5. 間に合わないと分かったら、すぐに伝える。

8. 避けたいこと5つ

避けたいこと何が問題か代わりにすること
頭の中だけで管理する忘れる、抜ける書き出す
予定を詰めすぎる急な仕事で全部が崩れる使える時間の7割ほどにする
確認を待つ時間を見込まない自分の作業後に遅れる確認の時間も予定に入れる
間に合わないことを黙っている直前で大きな問題になる気づいた時点で伝える
見直さない同じずれをくり返す毎週、予定と実際を比べる

よくある思い込みと実際

思い込み実際
予定は完璧に立てるものずれるのが普通。早く気づいて直せることが大切
予定を詰めるほど仕事が進む詰めすぎると急な仕事で全部が崩れる。7割ほどがちょうどよい
自分の作業が終われば間に合う確認を待つ時間や、前の工程を待つ時間も必要
間に合わないと言うのは恥ずかしい早く伝えるほど、周りも手を打ちやすい

スケジュール管理は、慣れるまで時間がかかって当たり前です。最初の数か月は、見積もりと実際の時間を記録するだけでも十分です。記録がたまってくると、自分がどの仕事に時間がかかりやすいかが分かり、予定が立てやすくなっていきます。

1か月たったら見直す3つの点

  1. 見積もりと実際の時間のずれが、少しずつ小さくなっているか。
  2. 締め切りの直前に慌てることが減っているか。
  3. 間に合わないと分かったとき、早めに伝えられているか。

9. よくある質問

予定どおりに進んだことがありません

慣れないうちは、予定どおりに進まないのが普通です。毎週、予定と実際のずれを振り返り、次の見積もりに生かしていけば、少しずつ正確になります。

急な仕事ばかりで予定が立てられません

1日の予定を使える時間の7割ほどにし、急な仕事のための時間を空けておいてください。急な仕事がどのくらい入るかを記録すると、空けておく時間の目安が分かります。

仕事の優先順位が分かりません

締め切りの近さと、仕事の大切さで並べるのが基本です。迷う場合は、上司に「どれから進めればよいですか」と確かめてください。

時間の見積もりがいつも外れます

慣れないうちは、見積もりの1.5倍ほどの時間を取ってください。実際にかかった時間を記録すると、自分の見積もりの癖が分かります。

手帳とツール、どちらがよいですか

どちらでも構いませんが、一つか二つに絞るのがおすすめです。会社で使っているツールがあれば、それに合わせてください。

上司に予定を共有したほうがよいですか

締め切りのある仕事や、他の人と関わる仕事は、進み具合を共有しておくと安心です。予定が崩れたときにも、相談しやすくなります。

残業しないと終わりません

仕事の量が多すぎる場合は、一人で抱えず、上司に相談してください。業務量が多すぎるときの記事も参考にしてください。

締め切りを忘れてしまいます

締め切りは、カレンダーに入れて、前日にも通知が来るようにしておくと忘れにくくなります。

10. まとめ:今週やる3つのこと

今週やる3つのこと

① やる仕事をすべて書き出し、見積もり時間と締め切りを書く

② 毎朝5分で、今日の仕事の順番を決める

③ 週の終わりに、予定と実際のずれを振り返る

※ 業務量が多すぎて終わらない場合は、一人で抱えず上司に相談してください

スケジュール管理は、書き出す・見積もる・見直すをくり返す習慣です。完璧な予定より、ずれに早く気づいて直せることを大切にしてください。

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この記事を書いた人

木戸 悠介(きど ゆうすけ)/なぜキャリア?運営者。1996年生まれ、神戸市出身。

23歳で上場企業子会社に新卒入社し、メディア広告営業を担当。25歳で第二新卒として障がい福祉領域のSaaS企業へ転職し、営業から営業企画へ職種を変えた。2ヶ月で10社に応募し2社から内定。その後スタートアップに3人目の社員として参画し、現在は自分の会社を経営している。