仕事のスケジュール管理|第二新卒が締め切りを守る予定の立て方と見直し方【2026年版】
仕事が増えてくると、気づいたら締め切りが迫っていた、ということが起きやすくなります。新しい職場では、仕事の量や進み方の感覚がつかめず、予定を立ててもうまくいかないこともあるはずです。
スケジュール管理は、特別な才能ではなく、書き出す・見積もる・見直す、の3つをくり返す習慣です。完璧な予定を立てることより、予定がずれたときに早く気づいて直せることのほうが大切です。
この記事では、予定を立てる3つの単位、時間の見積もり方、余裕の持たせ方、見直し方、立て直し方を整理します。
1. 結論:書き出す・見積もる・見直す、をくり返す
| やること | 内容 |
|---|---|
| 書き出す | やる仕事を、一つ残らず書き出す |
| 見積もる | それぞれにかかる時間を見積もり、締め切りから逆算する |
| 余裕を持たせる | 見積もりより多めに時間を取る |
| 見直す | 毎朝と毎週、予定と実際を見比べる |
頭の中だけで予定を管理しようとしないことが大切です。書き出すだけで、忘れることがなくなり、気持ちにも余裕が生まれます。
2. 予定を立てる3つの単位
| 単位 | 決めること | 見る頻度 |
|---|---|---|
| 月 | 大きな締め切り、会議、繁忙期 | 月の初めに |
| 週 | 今週中に終える仕事と、その順番 | 週の初めに |
| 日 | 今日やる仕事と、その時間 | 毎朝 |
月で大きな締め切りを押さえ、週で順番を決め、日で時間を割り当てると、予定が立てやすくなります。
3. 仕事を書き出して時間を見積もる
| 書き出す項目 | 例 |
|---|---|
| 仕事の名前 | 会議資料の作成 |
| 締め切り | 金曜15時 |
| 見積もり時間 | 3時間 |
| 前にやること | 先月の数字を経理からもらう |
| 誰の確認が必要か | 課長の確認(半日見ておく) |
「前にやること」と「誰の確認が必要か」を書き出すと、思わぬ遅れを防げます。自分の作業が終わっても、確認を待つ時間がかかることを忘れがちだからです。
4. 余裕の持たせ方
| 工夫 | 内容 |
|---|---|
| 見積もりを多めにする | 慣れないうちは、見積もりの1.5倍ほどの時間を取る |
| 自分の締め切りを早めに決める | 本当の締め切りの1日前を、自分の締め切りにする |
| 予定を詰めすぎない | 1日の予定は、使える時間の7割ほどにする |
| 急な仕事の時間を空けておく | 突然の依頼に対応できる時間を残す |
予定を詰めすぎると、急な仕事が一つ入っただけで全部が崩れます。空き時間を残しておくことも、スケジュール管理の大切な一部です。
5. 毎朝と毎週の見直し方
| いつ | やること | 時間の目安 |
|---|---|---|
| 毎朝 | 今日やる仕事を決め、順番と時間を割り当てる | 5〜10分 |
| 毎日の終わり | 終わった仕事に印をつけ、明日に回す仕事を確かめる | 5分 |
| 毎週の初め | 今週の締め切りを確かめ、順番を決める | 15分 |
| 毎週の終わり | 予定と実際を比べ、見積もりのずれを振り返る | 10分 |
見積もりのずれを振り返ると、次の見積もりが正確になっていきます。「資料づくりはいつも見積もりの倍かかる」と分かれば、次からは倍の時間を取ればよいのです。
6. 予定が崩れたときの立て直し方
- 締め切りに間に合わないと分かった時点で、すぐに上司や相手に伝える。
- 今やっている仕事を書き出し、締め切りの近い順に並べ直す。
- 後回しにできる仕事がないか、上司に相談する。
- 一人で終わらない場合は、手伝ってもらえないか相談する。
- 立て直した予定を、関係する人に共有する。
間に合わないと分かったら、早く伝えるほど、取れる手が増えます。締め切りの直前に伝えるより、気づいた時点で伝えるほうが、相手も対応しやすくなります。
7. 使う道具の選び方
| 道具 | 向いている使い方 |
|---|---|
| カレンダー(会社で使っているもの) | 会議や締め切りなど、時間の決まった予定 |
| やることの一覧(紙・ツール) | 毎日のやることを書き出し、終わったら消す |
| 手帳 | 月と週の予定を一目で見る |
| チームの仕事の管理のツール | チームで仕事の進み具合を共有する |
道具は、一つか二つに絞るのがおすすめです。道具を増やしすぎると、どこに何を書いたか分からなくなります。会社で使っているツールがあれば、それに合わせてください。
今日から試せる5つの点
- やる仕事を、一つ残らず書き出す。
- 仕事ごとに、見積もり時間と締め切りを書く。
- 自分の締め切りを、本当の締め切りの1日前にする。
- 毎朝5分で、今日やる仕事の順番を決める。
- 間に合わないと分かったら、すぐに伝える。
8. 避けたいこと5つ
| 避けたいこと | 何が問題か | 代わりにすること |
|---|---|---|
| 頭の中だけで管理する | 忘れる、抜ける | 書き出す |
| 予定を詰めすぎる | 急な仕事で全部が崩れる | 使える時間の7割ほどにする |
| 確認を待つ時間を見込まない | 自分の作業後に遅れる | 確認の時間も予定に入れる |
| 間に合わないことを黙っている | 直前で大きな問題になる | 気づいた時点で伝える |
| 見直さない | 同じずれをくり返す | 毎週、予定と実際を比べる |
よくある思い込みと実際
| 思い込み | 実際 |
|---|---|
| 予定は完璧に立てるもの | ずれるのが普通。早く気づいて直せることが大切 |
| 予定を詰めるほど仕事が進む | 詰めすぎると急な仕事で全部が崩れる。7割ほどがちょうどよい |
| 自分の作業が終われば間に合う | 確認を待つ時間や、前の工程を待つ時間も必要 |
| 間に合わないと言うのは恥ずかしい | 早く伝えるほど、周りも手を打ちやすい |
スケジュール管理は、慣れるまで時間がかかって当たり前です。最初の数か月は、見積もりと実際の時間を記録するだけでも十分です。記録がたまってくると、自分がどの仕事に時間がかかりやすいかが分かり、予定が立てやすくなっていきます。
1か月たったら見直す3つの点
- 見積もりと実際の時間のずれが、少しずつ小さくなっているか。
- 締め切りの直前に慌てることが減っているか。
- 間に合わないと分かったとき、早めに伝えられているか。
9. よくある質問
予定どおりに進んだことがありません
慣れないうちは、予定どおりに進まないのが普通です。毎週、予定と実際のずれを振り返り、次の見積もりに生かしていけば、少しずつ正確になります。
急な仕事ばかりで予定が立てられません
1日の予定を使える時間の7割ほどにし、急な仕事のための時間を空けておいてください。急な仕事がどのくらい入るかを記録すると、空けておく時間の目安が分かります。
仕事の優先順位が分かりません
締め切りの近さと、仕事の大切さで並べるのが基本です。迷う場合は、上司に「どれから進めればよいですか」と確かめてください。
時間の見積もりがいつも外れます
慣れないうちは、見積もりの1.5倍ほどの時間を取ってください。実際にかかった時間を記録すると、自分の見積もりの癖が分かります。
手帳とツール、どちらがよいですか
どちらでも構いませんが、一つか二つに絞るのがおすすめです。会社で使っているツールがあれば、それに合わせてください。
上司に予定を共有したほうがよいですか
締め切りのある仕事や、他の人と関わる仕事は、進み具合を共有しておくと安心です。予定が崩れたときにも、相談しやすくなります。
残業しないと終わりません
仕事の量が多すぎる場合は、一人で抱えず、上司に相談してください。業務量が多すぎるときの記事も参考にしてください。
締め切りを忘れてしまいます
締め切りは、カレンダーに入れて、前日にも通知が来るようにしておくと忘れにくくなります。
10. まとめ:今週やる3つのこと
今週やる3つのこと
① やる仕事をすべて書き出し、見積もり時間と締め切りを書く
② 毎朝5分で、今日の仕事の順番を決める
③ 週の終わりに、予定と実際のずれを振り返る
※ 業務量が多すぎて終わらない場合は、一人で抱えず上司に相談してください
スケジュール管理は、書き出す・見積もる・見直すをくり返す習慣です。完璧な予定より、ずれに早く気づいて直せることを大切にしてください。
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この記事を書いた人
木戸 悠介(きど ゆうすけ)/なぜキャリア?運営者。1996年生まれ、神戸市出身。
23歳で上場企業子会社に新卒入社し、メディア広告営業を担当。25歳で第二新卒として障がい福祉領域のSaaS企業へ転職し、営業から営業企画へ職種を変えた。2ヶ月で10社に応募し2社から内定。その後スタートアップに3人目の社員として参画し、現在は自分の会社を経営している。