「同僚のミスに気づいたらどうしますか」の答え方|第二新卒の例文8パターン【2026年版】
面接で「同僚や先輩のミスに気づいたらどうしますか」と聞かれて、「すぐに上司に報告します」と答えるか、「本人に伝えます」と答えるか、迷ったことはないでしょうか。相手が先輩の場合は特に、どう伝えればよいか悩む人も多いはずです。
この質問で面接官が確かめているのは、相手を責めずに、チームとして問題を早く解決できるかです。ミスを見て見ぬふりをする人も、人前で責める人も、職場では困ります。まず影響の大きさを考え、本人に気づいてもらう伝え方をし、必要なら上司にも共有する流れを話せるかどうかで、評価が変わります。
この記事では、面接官が確かめている3つの点、答えの型、相手や場面ごとの伝え方、例文8パターン、避けたい答え方を整理します。
1. 結論:「影響を考える+本人に伝える+必要なら共有する」で話す
| 流れ | 話すこと | 目安 |
|---|---|---|
| 影響を考える | そのミスが、お客様や周りにどれだけ影響するか | 1文 |
| 本人に伝える | 責めずに、本人が気づける伝え方をする | 1〜2文 |
| 必要なら共有する | 影響が大きい場合や急ぐ場合は、上司にも伝える | 1文 |
全体で1分ほどに収めるのが基本です。前職で実際にミスに気づいた場面を添えると、言葉だけでなく、行動として伝わります。
2. 面接官が確かめている3つの点
| 確かめている点 | 具体的には |
|---|---|
| 判断の力 | ミスの影響の大きさを見て、急ぐかどうかを判断できるか |
| 伝え方 | 相手を責めず、気づいてもらう伝え方ができるか |
| チームへの意識 | 個人の問題ではなく、チームの問題として考えられるか |
3番目の「チームへの意識」は、ミスを防ぐ仕組みまで話せると、さらに伝わります。同じミスが起きないように、確認の手順を一緒に考えた経験があれば添えてください。
3. 相手や場面ごとの伝え方
| 場面 | 伝え方 |
|---|---|
| 同僚の小さなミス | 二人のときに「ここ、確かめてもらえますか」と伝える |
| 先輩のミス | 「私の見間違いかもしれませんが」と添えて確かめる |
| お客様に影響する急ぎのミス | 本人に伝えると同時に、すぐ上司にも共有する |
| 本人がいないときに気づいた | 上司に伝え、本人が戻ったら事情を説明する |
| 同じミスが続いている | 本人と一緒に、確認の手順を見直す |
人前で指摘しないこと、相手が気づけるように「確かめてもらえますか」と伝えることが、どの場面でも共通する基本です。
4. 例文8パターン
※以下の例文はすべて架空の設定です。自分の経験に置き換えて使ってください。
4-1. 同僚の入力のミス(事務)
(例・架空)まず、そのミスがどれくらい影響するかを考えます。前職で、同僚の請求書の金額に誤りを見つけたときは、送る前だったため、二人のときに「この金額、確かめてもらえますか」と伝えました。同僚がすぐに直し、その後は二人で確かめ合う手順を作りました。
4-2. 先輩のミス(営業)
(例・架空)先輩の資料で、お客様の名前の漢字が違っていることに気づきました。「私の見間違いかもしれませんが」と添えて確かめたところ、先輩が直してくれ、「言ってくれて助かった」と言われました。
4-3. お客様に影響する急ぎのミス(販売)
(例・架空)お客様に関わる急ぎのミスであれば、本人に伝えると同時に、すぐに上司にも共有します。前職で、取り置きの商品が違う方に渡されそうになっていることに気づき、担当の同僚と店長にすぐに伝えて、お渡しの前に正しい商品に替えることができました。
4-4. 本人がいないとき(工場)
(例・架空)前の工程の作業に誤りがあることに気づいたとき、担当の方が休憩中でした。次の工程に流れると影響が大きいため、まず班長に伝えてラインを止めてもらい、担当の方が戻ってから事情を説明しました。
4-5. 同じミスが続いている(IT)
(例・架空)同じ設定のミスが何度か続いていたため、担当の同僚と一緒に、作業の手順を見直しました。確認の項目を一覧にして、作業の後に必ず見るようにしたところ、ミスが起きなくなりました。
4-6. 自分も同じミスをしたことがある(接客)
(例・架空)後輩のレジの打ち間違いに気づいたとき、自分も以前同じ間違いをしたことを話してから、気をつけている点を伝えました。責められていると感じさせないように伝えたことで、後輩も素直に聞いてくれました。
4-7. 上司のミス
(例・架空)上司の指示の資料で、日付が一つ違っていることに気づきました。会議の前に個別に「念のため確かめさせてください」と伺ったところ、上司が直してくださり、会議でも混乱が起きませんでした。
4-8. 経験が短い場合
(例・架空)働いた期間が短く、人のミスに気づいた経験は多くありません。ただ、気づいたときは、自分の勘違いの可能性も考えて、まず「確かめてもいいですか」と伺うようにしていました。入社後も、責めずに確かめる姿勢を大切にしたいと考えています。
5. 準備の仕方(15分)
- 前職で、人のミスに気づいた場面を2〜3つ思い出す(5分)。
- そのとき、どう伝え、どうなったかを書き出す(5分)。
- 「影響を考える+本人に伝える+必要なら共有する」で1分にまとめる(3分)。
- 急ぎの場合は上司にも伝える、と一言で言えるようにする(2分)。
6. 避けたい答え方5つ
| 避けたい答え方 | 何が問題か | 直し方 |
|---|---|---|
| 「何も言いません」 | 問題を放っておく人に見える | 影響を考えて伝える姿勢を話す |
| 「すぐ上司に報告します」だけ | 同僚との関係を考えていないように見える | まず本人に伝え、必要なら共有すると話す |
| 人前で指摘した話 | 相手への配慮が見えない | 二人のときに伝えたことを話す |
| 相手の能力の低さを話す | 人を責める人に見える | ミスを防ぐ工夫に重点を置く |
| 自分で黙って直したと話す | 本人が同じミスを繰り返す | 本人に伝え、一緒に防ぐ方法を考える |
7. 深掘り質問への備え
| 深掘り質問 | 答えの方向 |
|---|---|
| 相手が認めなかったら | 根拠を示して一緒に確かめ、必要なら上司に相談する |
| 相手が気分を悪くしたら | 伝え方を振り返り、次から伝え方を工夫する |
| 自分のミスを指摘されたら | まず感謝を伝え、すぐに直す |
| どこまでを上司に伝えますか | お客様や周りへの影響が大きいもの、急ぐもの |
3番目の「自分のミスを指摘されたら」も、あわせて聞かれることがあります。「まず感謝して、すぐに直す」と答えられるようにしておくと、受け止める力も伝わります。
8. よくある思い込みと実際
| 思い込み | 実際 |
|---|---|
| すぐ上司に報告するのが正解 | 影響を見て、まず本人に伝えるのが基本 |
| 先輩のミスは言わないほうがよい | 確かめる形で伝えれば、感謝されることが多い |
| ミスを指摘すると関係が悪くなる | 責めずに伝えれば、むしろ信頼される |
本番前に見直す5つの点
- 影響の大きさを考える姿勢を話せるか。
- 相手を責めない伝え方を話せるか。
- 急ぎの場合は上司にも伝える、と言えるか。
- ミスを防ぐ工夫まで話せるか。
- 相手を悪く言う話になっていないか。
9. よくある質問
「すぐに上司に報告します」と答えてはいけませんか
急ぎの場合は正しい行動ですが、それだけだと同僚との関係を考えていないように見えることがあります。まず本人に伝え、影響が大きい場合は上司にも共有する、と話してください。
先輩のミスを指摘したことがありません
確かめる形で伝えた場面があれば話せます。経験がない場合は、どう伝えるかの考えを、具体的な言葉で話してください。
自分で直してあげたほうが早いのでは
急ぎの場合は助けることも大切ですが、本人に伝えないと同じミスが繰り返されます。直した後に本人に伝える、と話すとよいでしょう。
お客様の前でミスに気づいたら
お客様の前で指摘せず、その場はさりげなく補い、後で本人に伝えると話してください。お客様に影響がある場合は、すぐに上司と相談します。
前職ではミスを言い出しにくい雰囲気でした
職場の雰囲気の不満にならないよう気をつけてください。その中でも、確かめる形で伝えた場面があれば話してください。
品質や安全に関わるミスの場合は
すぐに作業を止め、上司や決められた担当の方に伝えると話してください。急ぎの判断ができることが伝わります。
数字で成果を示したほうがよいですか
示せる場合は効果的です。数字がなくても、ミスが減った、手順が変わったなど、その後の変化を話せば十分です。
例文をそのまま使ってもよいですか
例文は架空の設定です。自分の経験に置き換えて、自分の言葉で話してください。そのまま使うと、深掘り質問に答えにくくなります。
10. まとめ:前日にやる3つのこと
前日にやる3つのこと
① 前職で人のミスに気づいた場面を2〜3つ思い出す
② 「影響を考える+本人に伝える+必要なら共有する」で1分にまとめる
③ 自分のミスを指摘されたときの答えも用意しておく
「同僚のミスに気づいたら」は、相手を責めずに、チームとして早く解決できるかを見る質問です。前職での具体的な場面と、伝え方の工夫を話してください。
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この記事を書いた人
木戸 悠介(きど ゆうすけ)/なぜキャリア?運営者。1996年生まれ、神戸市出身。
23歳で上場企業子会社に新卒入社し、メディア広告営業を担当。25歳で第二新卒として障がい福祉領域のSaaS企業へ転職し、営業から営業企画へ職種を変えた。2ヶ月で10社に応募し2社から内定。その後スタートアップに3人目の社員として参画し、現在は自分の会社を経営している。