コールセンターの面接|第二新卒が聞かれる12の質問と答え方【2026年版】
コールセンターの面接では、「苦情の電話にどう対応しますか」「長く座って話す仕事は大丈夫ですか」といった、仕事の場面を想像した質問がよく聞かれます。話し方そのものを見られることもあり、緊張する人も多いはずです。
面接官が見ているのは、相手の話を最後まで聞けるか、落ち着いて対応できるか、決まりを守って正確に進められるかです。話すのが得意でなくても、聞く姿勢と正確さを示せれば、十分に評価されます。
この記事では、面接で見られる3つの軸、一次・二次面接で聞かれる12の質問と答え方、前日の準備、落ちる回答の型を整理します。
1. 結論:面接は3つの軸で見られている
| 軸 | 見られていること | 答えで示すこと |
|---|---|---|
| 聞く姿勢 | 相手の話を最後まで聞けるか | 話を聞いて困りごとを解決した経験 |
| 落ち着き | 難しい場面でも、落ち着いて対応できるか | 苦情や急な対応に向き合った経験 |
| 正確さ | 決まりや手順を守って、正確に進められるか | 復唱やメモで、間違いを防いだ経験 |
面接での話し方そのものも見られています。ゆっくり、はっきり、結論から話すことを意識してください。
2. まず押さえる:受ける電話とかける電話の違い
| 種類 | 仕事の特徴 | 面接で特に見られること |
|---|---|---|
| 受ける電話 | お客様からの問い合わせに答える | 聞く姿勢、正確さ |
| かける電話 | お客様に電話をかけて案内する | 前向きさ、断られても続ける力 |
| メール・チャット | 文章で問い合わせに答える | 分かりやすい文章を書く力 |
応募先がどの種類の仕事かによって、聞かれる質問の重点が変わります。求人票で確かめておいてください。
3. 一次面接(センターの担当者)で聞かれる5問
| 質問 | 意図 | 答えの方向 |
|---|---|---|
| 1. なぜコールセンターの仕事なのですか | 動機 | 人の困りごとを解決した経験から話す |
| 2. 人の話を聞くときに心がけていることは | 聞く姿勢 | 最後まで聞く、要点を確かめる |
| 3. パソコンの操作はどのくらいできますか | 入力の力 | できることを正直に、学ぶ姿勢を添える |
| 4. 長く座って話す仕事は大丈夫ですか | 続けられるか | 前職で続けた経験や、気分の切り替えの工夫 |
| 5. シフトの希望は | 働き方の確認 | できる範囲を正直に伝える |
2番目の答え方
(例・架空)相手の話を最後まで聞いてから話すことを心がけています。前職の接客でも、お客様の話をさえぎらずに聞き、最後に「〇〇ということですね」と確かめてから説明するようにしていました。
4. 二次面接(センターの責任者)で聞かれる4問
| 質問 | 意図 | 答えの方向 |
|---|---|---|
| 6. 苦情の電話にどう対応しますか | 落ち着き | 話を聞き、事実を確かめ、判断できないことは相談する |
| 7. 分からない質問を受けたらどうしますか | 正確さ | 推測で答えず、確かめてから折り返す |
| 8. 気持ちが落ち込んだとき、どう切り替えますか | 続けられるか | 自分なりの切り替え方を具体的に |
| 9. 決まりと違う対応を求められたら | 決まりを守る力 | 決まりを説明し、できる範囲の対応を考える |
6番目の答え方
(例・架空)まずはお客様のお話を最後まで伺い、お困りの点をお詫びします。そのうえで、事実を確かめ、自分で判断できないことは上の方に相談して、折り返しの時間をお約束します。お約束した時間は必ず守るようにします。
6番目は、コールセンターの面接で最もよく聞かれる質問の一つです。「聞く→お詫び→確かめる→相談する→約束を守る」の流れを話せるようにしておいてください。
5. 最終面接や追加で聞かれる3問
| 質問 | 意図 | 答えの方向 |
|---|---|---|
| 10. 将来どんな仕事をしたいですか | 将来の見通し | 新人を支える役、対応の質を良くする仕事など |
| 11. 当社の商品やサービスを知っていますか | 応募先への理解 | 調べた内容と、お客様が困りそうな点 |
| 12. 最後に伝えたいことは | 熱意 | 聞く姿勢を大切にして働きたいと短く |
6. 面接前日の準備(60分)
- 人の困りごとを解決した経験を一つ整理する(15分)。
- 苦情への対応の流れを、声に出して言えるようにする(15分)。
- 応募先の商品やサービスと、よくある質問を調べる(15分)。
- 自分なりの気分の切り替え方を一つ決める(5分)。
- 逆質問を3つ用意する(10分)。
7. 落ちる回答の型5つ
| 落ちる型 | 何が問題か | 直し方 |
|---|---|---|
| 「話すのが好き」だけ | 聞く姿勢が伝わらない | 聞いて解決した経験を話す |
| 苦情への不安ばかり話す | 続けられるか心配される | 対応の流れを話す |
| 分からないことも答えると言う | 正確さが心配される | 確かめてから答えると話す |
| 早口で話す | 電話の対応が心配される | ゆっくり、はっきり話す |
| 条件だけを志望の理由にする | 仕事への意欲が見えない | 仕事の中身への関心を話す |
8. 未経験でも使える「コールセンターに近い経験」
| 前職の経験 | コールセンターでの言い換え |
|---|---|
| 接客で困っているお客様に対応した | 話を聞いて、困りごとを解決した |
| 予約の電話を受けていた | 電話で正確に用件を聞き取った |
| 社内の問い合わせに答えていた | 決まりに沿って、正確に答えた |
| 苦情に対応した | 落ち着いて話を聞き、相談しながら対応した |
聞いておきたい3つ
- 入社後の研修は、どのくらいの期間、どんな内容ですか。
- 困った対応のときは、どのように相談できますか。
- 活躍している方に共通する点があれば教えてください。
よくある思い込みと実際
| 思い込み | 実際 |
|---|---|
| 話すのが得意でないと受からない | 聞く姿勢と正確さのほうが大切にされる |
| 苦情は一人で解決しないといけない | 判断に迷うことは上の方に相談する決まりが多い |
| パソコンが得意でないと無理 | 入力の操作は研修で教わることが多い |
| どのセンターも同じ仕事 | 受ける電話・かける電話・文章の対応で中身が違う |
面接の前に見直す5つの点
- 人の困りごとを解決した経験を、1分で話せるか。
- 苦情への対応の流れを、順番どおりに言えるか。
- 分からないときは確かめてから答える、と伝えられるか。
- シフトの希望を、正直に伝える準備ができているか。
- ゆっくり、はっきり話す練習をしたか。
働き方の条件や研修の内容は、センターごとに違います。気になる点は面接の中で応募先に確かめてください。
9. よくある質問
未経験でもコールセンターに応募できますか
未経験を歓迎する求人も多くあります。聞く姿勢と正確さの経験を準備しておいてください。
面接で話し方を見られますか
見られることがあります。ゆっくり、はっきり、結論から話すことを意識してください。
苦情への対応が不安です
不安を正直に話して構いません。そのうえで、対応の流れと、困ったときは相談すると話せば、安心してもらえます。
パソコンの操作に自信がありません
文字の入力やメールの操作など、できることを正直に伝え、学ぶ姿勢を添えてください。入力の操作は研修で教わることも多いです。
シフトの希望はどこまで伝えてよいですか
曜日や時間帯など、できる範囲を正直に伝えてください。入社後に希望とずれが起きるほうが、お互いにとって困ります。
電話の面接がある場合は
静かな場所で受け、電話でもゆっくり話すことを意識してください。実際の仕事を想像して見られていることもあります。
かける電話の仕事で、断られるのが不安です
断られることは仕事の一部と考え、断られた理由を次に生かす姿勢を話すと前向きに伝わります。
前職を短期間で辞めていることは不利ですか
前職で身につけたことと、コールセンターで叶えたいことを前向きに話せば伝わります。
10. まとめ:前日にやる3つのこと
前日にやる3つのこと
① 人の困りごとを解決した経験を一つ整理する
② 苦情への対応の流れを、声に出して言えるようにする
③ 応募先の商品やサービスと、よくある質問を調べる
※ シフトや働き方の条件は、面接の中で正直に伝え、応募先に確かめてください
コールセンターの面接は、聞く姿勢・落ち着き・正確さの3つで見られています。話し方も含めて、ゆっくり落ち着いて臨んでください。
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この記事を書いた人
木戸 悠介(きど ゆうすけ)/なぜキャリア?運営者。1996年生まれ、神戸市出身。
23歳で上場企業子会社に新卒入社し、メディア広告営業を担当。25歳で第二新卒として障がい福祉領域のSaaS企業へ転職し、営業から営業企画へ職種を変えた。2ヶ月で10社に応募し2社から内定。その後スタートアップに3人目の社員として参画し、現在は自分の会社を経営している。