休日や夜にも仕事の連絡が来るとき|第二新卒が線を引くための確かめ方と伝え方【2026年版】
休みの日や仕事の後にも、上司や取引先からチャットや電話が来て、気が休まらないと感じている人は多いはずです。スマートフォンで仕事の連絡が見られるようになり、仕事と休みの境目があいまいになりやすくなっています。
連絡が来ること自体を、すべて止めることは難しい場合もあります。ただ、職場の決まりを確かめ、急ぎの連絡の線を引き、上司に相談することで、休める時間を取り戻せることは多くあります。
この記事では、連絡が来る理由の整理、決まりの確かめ方、線引きの考え方、上司への相談の仕方、転職を考えるときに確かめることを整理します。休日や時間外の連絡と労働時間の扱いについては、状況によって考え方が変わるため、個別の判断は労働の相談窓口などの専門機関で確認してください。
1. 結論:決まりを確かめ、急ぎの線を引き、相談する
| やること | 内容 |
|---|---|
| 理由を整理する | 誰から、どんな内容の連絡が、どのくらい来るかを書き出す |
| 決まりを確かめる | 就業規則や、社内の連絡の決まりを確かめる |
| 急ぎの線を引く | すぐに返すべき連絡と、休み明けでよい連絡を分ける |
| 上司に相談する | 休みの日の連絡の扱いを相談する |
まずは、どんな連絡が来ているかを書き出すことから始めてください。本当に急ぎの連絡は、思っているより少ないことも多いものです。
2. 連絡が来る理由を整理する
| 来ている連絡 | 考えられる理由 |
|---|---|
| 上司からの確認や依頼 | 上司が休みの日も仕事をしている、思いついたときに送っている |
| 取引先からの問い合わせ | 担当者の連絡先が自分しかない |
| 同僚からの質問 | 自分しか知らない業務がある |
| グループのチャットの通知 | 全員に通知が届く設定になっている |
上司が「返事は休み明けでよい」と思って送っている場合もあります。連絡が来たからといって、すぐに返す必要があるとは限りません。
3. 職場の決まりを確かめる
| 確かめること | 確かめる場所 |
|---|---|
| 勤務時間と休日 | 就業規則、労働条件通知書 |
| 時間外の連絡の決まり | 社内の連絡のルール、チャットの使い方の決まり |
| 休日の対応の当番 | 当番の制度があるか |
| 時間外に対応した場合の扱い | 残業の申請の決まり |
時間外の連絡について、決まりを作っている会社もあります。決まりがある場合は、それに沿って対応すれば十分です。決まりがない場合は、上司に相談して決めてもらう方法もあります。
4. 急ぎの連絡の線引き
| すぐに対応を考える連絡 | 休み明けでよいことが多い連絡 |
|---|---|
| お客様の安全や、大きな損害に関わる | 資料の確認、来週の予定の相談 |
| システムの障害など、業務が止まる | 情報の共有、お知らせ |
| 当番として対応を任されている | 急ぎと書かれていない質問 |
急ぎかどうか分からない連絡には、「休み明けの朝に確認します」と短く返す方法もあります。相手も、いつ返事が来るかが分かれば安心できます。
5. 上司への相談の仕方
(例)休日の連絡について、ご相談させてください。休みの日にもチャットをいただくことがあり、すぐにお返事したほうがよいのか迷っています。急ぎの場合は電話で、それ以外は休み明けの朝に確認する形でもよろしいでしょうか。
| 相談のポイント | 理由 |
|---|---|
| 不満ではなく、確認として話す | 上司も受け止めやすい |
| 具体的な案を出す | 上司が決めやすい |
| 急ぎの連絡の方法を決める | 急ぎの対応が必要なときに困らない |
| 自分しか知らない業務を共有する | 休みの日に質問が来なくなる |
自分しか知らない業務があると、休みの日にも質問が来やすくなります。手順書を作って共有しておくと、休みの日の連絡が減ることがあります。
6. 自分でできる工夫
- 休みの日は、仕事のチャットの通知を切る時間を決める(会社の決まりの範囲で)。
- 休みの前の日に、急ぎの業務を片付け、引き継ぎのメモを残す。
- 取引先には、休みの日と、急ぎの場合の連絡先を伝えておく。
- 自分しか知らない業務の手順書を作る。
- 休みの日の連絡に対応した場合は、決まりに沿って記録や申請をする。
休みの日に対応した時間は、記録しておいてください。時間外の対応がどのように扱われるかは、会社の決まりや状況によって変わるため、分からない場合は人事や専門の窓口に確かめてください。
7. 転職を考えるときに確かめること
| 確かめること | 聞き方の例 |
|---|---|
| 休日の連絡の決まり | 休日の連絡について、決まりや慣習はありますか |
| 当番の制度 | 休日の対応の当番はありますか |
| 残業の目安 | 配属予定の部署では、月にどのくらいの残業がありますか |
| チームの体制 | 休みのときに、代わりに対応できる人はいますか |
「休みのときに代わりに対応できる人がいるか」は、働きやすさを見る大切な質問です。一人に業務が集中している職場では、休みの日の連絡が増えやすくなります。
8. 避けたいこと5つ
| 避けたいこと | 理由 | 代わりにすること |
|---|---|---|
| すべての連絡にすぐ返す | 休みの日も連絡が来るのが当たり前になる | 急ぎの線を引く |
| 何も言わずに無視する | 急ぎの連絡を見落とすおそれがある | 扱いを上司と決めておく |
| 我慢し続ける | 心や体の疲れがたまる | 上司や人事に相談する |
| 対応した時間を記録しない | 後で相談するときに伝えにくい | 記録を残す |
| 会社の決まりを確かめない | 自分だけの判断になる | 就業規則や連絡の決まりを確かめる |
連絡の種類別の返し方
| 連絡の種類 | 返し方の例 |
|---|---|
| 急ぎではない確認 | 休み明けの朝に確認します、と短く返す |
| 急ぎかどうか分からない | 急ぎであれば電話をください、と返す |
| 当番として任されている | 決まりに沿って対応し、記録を残す |
| グループの通知 | 休みの日は通知を切る時間を決める(会社の決まりの範囲で) |
返し方を前もって決めておくと、連絡が来るたびに悩む時間が減ります。上司と決めた扱いがあれば、それに沿って対応してください。
返し方を決めたら、チームの人にも共有しておくと、休みの日の連絡が全体で減っていくことがあります。
9. よくある質問
休日の連絡に返さないと、評価が下がりますか
会社や上司によって考え方が違います。扱いを上司と決めておけば、返さないことで評価が下がる心配を減らせます。
上司に相談しにくいです
不満としてではなく、「どう対応すればよいか確認したい」という形で相談すると、話しやすくなります。それでも難しい場合は、人事に相談する方法もあります。
休日に対応した時間は、残業になりますか
状況によって考え方が変わります。会社の決まりを確かめ、分からない場合は人事や、労働の相談窓口などの専門機関で確認してください。
通知を切ってもよいですか
会社の決まりの範囲で、通知を切る時間を作ることは、休むための一つの方法です。急ぎの連絡の方法を上司と決めておくと安心です。
取引先から休日に連絡が来ます
取引先には、休みの日と、急ぎの場合の連絡先を前もって伝えておくと、休日の連絡が減ることがあります。
休みの日も仕事のことが頭から離れません
休みの前の日に仕事を片付け、メモに残しておくと、頭から離れやすくなります。疲れが続く場合は、信頼できる人や専門の窓口に相談してください。
転職先では、休日の連絡がないか確かめられますか
面接で、休日の連絡の決まりや当番の制度、代わりに対応できる人がいるかを聞くと、働き方が見えてきます。
管理職になると休日の連絡は増えますか
役割によっては増えることがあります。その場合も、チームで分担する仕組みを作ることで、負担を減らせます。
10. まとめ:今週やる3つのこと
今週やる3つのこと
① 休日や夜に来た連絡を、誰から・どんな内容かで書き出す
② 就業規則と社内の連絡の決まりを確かめる
③ 急ぎの連絡の方法を、上司に相談する
※ 時間外の連絡と労働時間の扱いの説明は一般的な整理です。個別の判断は人事や、労働の相談窓口などの専門機関で確認してください
休日の連絡は、決まりを確かめ、急ぎの線を引くだけで、ずいぶん減らせることがあります。一人で我慢せず、上司と扱いを決めて、休める時間を取り戻してください。
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この記事を書いた人
木戸 悠介(きど ゆうすけ)/なぜキャリア?運営者。1996年生まれ、神戸市出身。
23歳で上場企業子会社に新卒入社し、メディア広告営業を担当。25歳で第二新卒として障がい福祉領域のSaaS企業へ転職し、営業から営業企画へ職種を変えた。2ヶ月で10社に応募し2社から内定。その後スタートアップに3人目の社員として参画し、現在は自分の会社を経営している。