出世したくない・管理職になりたくないとき|第二新卒がキャリアの道を考える方法【2026年版】
周りが昇進を目指している中で、「自分は出世したくない」「管理職にはなりたくない」と感じて、これでよいのかと不安になることはないでしょうか。やる気がないと思われるのでは、と口に出しにくい人も多いはずです。
出世したくないと感じるのは、おかしなことではありません。人をまとめるより、自分の専門を深めたい人もいれば、仕事と暮らしのバランスを大切にしたい人もいます。大切なのは、自分がどんな働き方をしたいのかを考え、それに合う道を選ぶことです。
この記事では、出世したくないと感じる主な理由、管理職以外のキャリアの道、今の会社で確かめること、上司への伝え方を整理します。
1. 結論:「何をしたくないか」より「どう働きたいか」を考える
| 考えること | 内容 |
|---|---|
| なぜ出世したくないのか | 責任、人の管理、働く時間など、理由を整理する |
| どう働きたいのか | 専門を深めたい、暮らしを大切にしたい、など |
| 今の会社に合う道があるか | 専門職の道や、働き方の選択肢があるか |
| 給料との関係 | 役職につかない場合、給料がどうなるか |
「出世したくない」の裏には、「こう働きたい」という希望が隠れていることが多いです。その希望を言葉にすると、選ぶべき道が見えてきます。
2. 出世したくないと感じる主な理由
| 理由 | 裏にある希望の例 |
|---|---|
| 人をまとめるのが苦手 | 自分の仕事に集中したい |
| 責任が重くなるのが不安 | 自分の担当の範囲で力を出したい |
| 働く時間が長くなりそう | 仕事と暮らしのバランスを大切にしたい |
| 今の管理職が大変そう | 無理のない働き方を続けたい |
| 専門の仕事を続けたい | 技術や知識を深めたい |
今の管理職が大変そうに見えるから、という理由の場合は、会社によって管理職の働き方が違うことも知っておいてください。今の会社の姿だけで、すべての管理職を判断しなくても大丈夫です。
3. 管理職以外のキャリアの道
| 道 | 内容 |
|---|---|
| 専門職の道 | 役職につかず、専門の力で評価される道がある会社もある |
| 現場の第一線で働く道 | 現場の仕事を長く続ける |
| 教える役 | 人の管理ではなく、後輩に技術を教える役を担う |
| 働き方を選ぶ道 | 時間や場所の融通がきく働き方を選ぶ |
| 専門を生かして独立する道 | 経験を積んだ後、独立して働く |
専門職の道を用意している会社では、管理職にならなくても給料が上がっていく仕組みがあることもあります。会社ごとに仕組みが違うので、確かめてみてください。
4. 今の会社で確かめること
| 確かめること | 確かめ方 |
|---|---|
| 専門職の道があるか | 人事の制度の資料、上司との面談 |
| 役職につかない場合の給料 | 昇給の仕組み、先輩の例 |
| 管理職の働き方 | 管理職の先輩に話を聞く |
| 役職を断れるか | 会社の制度や、上司の考え |
管理職の先輩に、実際の働き方を聞いてみるのもおすすめです。思っていたより自分に合う部分が見つかることもあれば、やはり違うと確かめられることもあります。
5. 上司への伝え方
(面談での例)今後のキャリアについてご相談させてください。私は人をまとめる役より、〇〇の専門を深めて、現場で力を発揮したいと考えています。この会社で、そのような道を目指すことはできるでしょうか。
| 伝え方のポイント | 理由 |
|---|---|
| 「したくない」より「したい」を伝える | 前向きな希望として受け取ってもらえる |
| 今の仕事への意欲も伝える | やる気がないと誤解されない |
| 道があるかを聞く | 会社の仕組みを知る機会になる |
「出世したくない」とだけ伝えると、やる気がないと誤解されることがあります。どう働きたいかを前向きに伝えてください。
考えを整理する5つの点
- 出世したくない理由は何か。
- その裏にある「どう働きたいか」は何か。
- 今の会社に、専門職などの道があるか。
- 役職につかない場合、給料はどうなるか。
- 暮らしに必要な収入と、将来の見通しはどうか。
6. 転職先を選ぶときに見る所
| 見る所 | 理由 |
|---|---|
| 専門職の制度 | 役職につかずに評価される道があるか |
| 評価の仕組み | 成果や専門の力が評価されるか |
| 働き方 | 時間や場所の融通がきくか |
| 管理職の働き方 | 将来、管理職を勧められたときの様子 |
面接で「専門を深める道はありますか」と聞くのは、前向きな質問として受け取ってもらえることが多いです。評価制度の見方は、評価制度の記事も参考にしてください。
7. よくある思い込みと実際
| 思い込み | 実際 |
|---|---|
| 出世したくないのはやる気がないから | どう働きたいかの違いであることが多い |
| 管理職にならないと給料は上がらない | 専門職の道がある会社もある |
| 今の考えはずっと変わらない | 経験を積むうちに、考えが変わることもある |
| 上司に言ったら評価が下がる | 前向きに伝えれば、理解されることも多い |
8. 避けたいこと5つ
| 避けたいこと | 何が問題か | 代わりにすること |
|---|---|---|
| 「出世したくない」とだけ言う | やる気がないと誤解される | どう働きたいかを伝える |
| 今の仕事の手を抜く | 信頼を失う | 今の仕事には全力で取り組む |
| 給料の見通しを考えない | 将来、暮らしに困ることがある | 役職につかない場合の給料を確かめる |
| 今の管理職だけで判断する | 選択肢を狭める | 他の働き方も知る |
| 周りと比べて自分を責める | 気持ちが疲れる | 自分の働き方を大切にする |
どう働きたいかを言葉にする問い
- 仕事で一番楽しいと感じるのは、どんなときか。
- 10年後、どんな仕事をしていたいか。
- 仕事と暮らしの時間を、どのくらいの割合にしたいか。
- 人に教えるのは好きか、苦手か。
答えを書き出してみると、自分に合う道が見えてきます。人に教えるのが好きなら、人の管理ではなく、技術を教える役を目指す道もあります。暮らしの時間を大切にしたいなら、働く時間の融通がきく会社を選ぶ、という考え方もあります。
9. よくある質問
出世したくないと思うのはおかしいですか
おかしくありません。人によって、大切にしたい働き方は違います。自分がどう働きたいかを考えることが大切です。
昇進を打診されたら断ってもよいですか
会社の制度や状況によって違います。断る場合は、どう働きたいかを丁寧に伝え、今の仕事への意欲も伝えてください。
管理職にならないと給料はどうなりますか
会社の仕組みによって違います。専門職の道がある会社では、役職につかなくても給料が上がることがあります。今の会社の仕組みを確かめてください。
将来、考えが変わったらどうすればよいですか
考えが変わるのは自然なことです。そのときの自分に合う道を、改めて選べば大丈夫です。経験を積むうちに、人をまとめる仕事の面白さに気づく人もいます。
面接で管理職を目指すか聞かれました
正直に答えて構いません。「人をまとめるより、専門を深めて現場で力を出したい」など、前向きな言葉で伝えてください。
専門職の道がない会社にいます
上司に、専門を深める働き方ができないか相談してみてください。道がない場合は、専門職の制度がある会社への転職も選択肢になります。
周りが出世を目指していて焦ります
周りと比べる必要はありません。自分の働き方を大切にしてください。同期と比べてしまうときの記事も参考にしてください。
暮らしのために働く、という考えでもよいですか
構いません。仕事と暮らしのバランスを大切にすることも、立派な働き方の選び方です。そのうえで、今の仕事には誠実に取り組むことが大切です。
10. まとめ:今週やる3つのこと
今週やる3つのこと
① 出世したくない理由と、その裏にある「どう働きたいか」を書き出す
② 今の会社に、専門職などの道があるかを確かめる
③ 役職につかない場合の給料の見通しを確かめる
※ 評価や昇進の仕組みは会社ごとに違うため、自分の場合は人事の制度や上司に確かめてください
出世したくないという気持ちは、自分の働き方を考えるきっかけです。「どう働きたいか」を言葉にして、それに合う道を選んでください。
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- 年収・時間・やりがい|第二新卒が優先順位を決める3ステップ(転職の価値観)
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- 「管理職を目指していますか」の答え方|第二新卒が本音と意欲を両立する例文8パターン
この記事を書いた人
木戸 悠介(きど ゆうすけ)/なぜキャリア?運営者。1996年生まれ、神戸市出身。
23歳で上場企業子会社に新卒入社し、メディア広告営業を担当。25歳で第二新卒として障がい福祉領域のSaaS企業へ転職し、営業から営業企画へ職種を変えた。2ヶ月で10社に応募し2社から内定。その後スタートアップに3人目の社員として参画し、現在は自分の会社を経営している。