貯金が少なくて転職が不安なとき|第二新卒が収入を途切れさせずに進める順番【2026年版】
転職したい気持ちはあるけれど、貯金が少なくて、辞めた後の生活が不安という人は多いはずです。転職活動にもお金がかかり、次の給料が入るまでの期間も気になります。
お金の不安があるときは、収入を途切れさせない順番で進めることが一番の対策になります。在職中に転職先を決め、退職日と入社日の間を空けないように調整すれば、貯金が少なくても転職はできます。
この記事では、在職中に進める理由、転職活動にかかるお金の考え方、退職から入社までの段取り、出費を抑える工夫を整理します。ここでの説明は一般的な整理であり、お金の判断は個人の状況によって変わるため、税金や保険、給付の制度については専門機関で確認してください。
1. 結論:在職中に決めて、間を空けない
| やること | 理由 |
|---|---|
| 在職中に転職活動をする | 給料が入り続けるので、焦らずに選べる |
| 内定が出てから退職を伝える | 収入が途切れる期間を作らない |
| 退職日と入社日の間を空けない | 保険や年金の手続きと、生活費の心配を減らせる |
| 最初の給料日を確かめる | 入社してから給料が入るまでの期間に備える |
貯金が少ないときほど、先に辞めてから探すのは避けたほうが安心です。心や体の不調で働き続けるのが難しい場合は別ですが、そうでなければ在職中に進めてください。
2. 転職活動にかかるお金
| かかるお金 | 抑え方の例 |
|---|---|
| 面接の交通費 | オンラインの面接を選ぶ。交通費を出す会社もある |
| スーツや靴 | 今持っているものを使う。必要なら手入れをする |
| 証明写真 | データで用意し、何度も使う |
| 書類の郵送 | メールやWebで応募できる求人を選ぶ |
| 引っ越し(必要な場合) | 引っ越しの費用を支援する会社もあるので確かめる |
転職エージェントや転職サイトは、応募する人が無料で使えるものがほとんどです。有料のサービスを使う前に、無料で使えるものから始めてください。
3. 退職から入社までの段取り
| 順番 | やること |
|---|---|
| 1 | 在職中に応募し、内定をもらう |
| 2 | 労働条件通知書で、入社日と給与を確かめる |
| 3 | 内定を承諾し、退職を伝える |
| 4 | 退職日を、入社日の前日か近い日に決める |
| 5 | 入社後の最初の給料日を確かめ、それまでの生活費を見積もる |
入社してすぐに給料が入るとは限りません。給料の締め日と支払日によっては、入社から最初の給料まで1か月以上かかることもあります。最初の給料日を確かめ、それまでの生活費を準備しておいてください。
4. 間が空いてしまう場合
| 考えること | 内容 |
|---|---|
| 保険と年金 | 間が空くと、国民健康保険と国民年金の手続きが必要になることがある |
| 住民税 | 退職の時期によって、自分で納める必要が出ることがある |
| 雇用保険の給付 | 条件を満たせば、失業給付を受けられることがある |
| 前の会社の最後の給料 | 退職後に振り込まれることが多い |
間が空くと、保険や税金の支払いが自分に回ってくることがあります。どのくらいの金額になるかは個人の状況で変わるので、市区町村の窓口などで確かめてください。失業給付を受けられるかどうかや、その時期も条件によって変わるため、ハローワークで確認してください。
5. 出費を抑える工夫
- 応募する前に、通える範囲と働き方の条件を決め、無駄な面接を減らす。
- オンラインの面接を受けられる会社を優先する。
- 面接の日を同じ日にまとめ、交通費を減らす。
- 転職活動中は、大きな買い物や新しい契約を控える。
- 毎月の固定の支出(通信費、使っていないサービスなど)を見直す。
転職活動中は、新しいローンやカードの申し込みは慎重にしてください。勤め先が変わる時期は、審査の扱いが変わることがあります。
6. お金の不安を整理する
| 書き出すこと | 内容 |
|---|---|
| 毎月の生活費 | 家賃、食費、通信費、交通費など |
| 今の貯金 | すぐに使えるお金がいくらあるか |
| 転職活動にかかるお金 | 交通費、写真など |
| 入社から最初の給料までの期間 | 何か月分の生活費が必要か |
不安を数字にすると、何をすればよいかが見えてきます。必要な金額が分かれば、在職中にどのくらい準備すればよいかも分かります。
7. 避けたい動き方5つ
| 避けたい動き方 | 何が問題か | 代わりにすること |
|---|---|---|
| 先に辞めてから探す | 収入が途切れ、焦って決めてしまう | 在職中に進める |
| お金のために最初の内定に決める | 条件が合わない会社に入ることがある | 在職中なら焦らずに比べられる |
| 最初の給料日を確かめない | 入社後に生活費が足りなくなることがある | 締め日と支払日を確かめる |
| 有料のサービスにすぐお金を使う | 無料で使えるものも多い | 無料のものから始める |
| 保険や税金の手続きを忘れる | 後でまとめて支払うことになる | 退職後の手続きを確かめる |
8. 在職中の転職活動を続けるコツ
- 平日の夜や土日に、応募と書類の準備の時間を決める。
- オンラインの面接や、夕方以降の面接を受けられる会社を選ぶ。
- 有給休暇を、面接の日に合わせて計画的に使う。
- 転職エージェントに、在職中であることを伝えて日程を調整してもらう。
- 応募の状況を表にまとめ、やることを見える形にする。
在職中の転職活動は忙しくなりますが、収入があることが心の支えになります。無理のないペースで、少しずつ進めてください。
お金の不安別の対策
| 不安 | 対策 |
|---|---|
| 転職活動の交通費が心配 | オンラインの面接を選ぶ。面接の日をまとめる |
| 入社までの生活費が心配 | 在職中に決め、退職日と入社日の間を空けない |
| 最初の給料までが心配 | 締め日と支払日を確かめ、その期間の生活費を準備する |
| 引っ越しの費用が心配 | 引っ越しの支援がある会社か確かめる |
| 退職後の保険や税金が心配 | 間を空けない。空く場合は窓口で金額を確かめる |
不安を種類ごとに分けると、それぞれにできる対策が見えてきます。一つずつ確かめていけば、貯金が少なくても転職の段取りは組めます。
家計の見直しや貯金の計画について詳しく考えたい場合は、お金の専門家や公的な相談窓口に相談する方法もあります。一人で抱え込まず、使える窓口を頼ってください。相談することで、不安の大きさが分かり、次にやることが決めやすくなります。
9. よくある質問
貯金がほとんどなくても転職できますか
在職中に転職先を決め、退職日と入社日の間を空けなければ、貯金が少なくても転職はできます。入社後の最初の給料日までの生活費だけは、確かめておいてください。
先に辞めないと転職活動の時間が取れません
平日の夜や土日、オンラインの面接を使えば、在職中でも進められることが多いです。心や体の不調で働き続けるのが難しい場合は、休むことを優先してください。
退職したら、すぐに失業給付をもらえますか
受けられるかどうかや、受けられる時期は、退職の理由や加入していた期間などの条件で変わります。ハローワークで確認してください。
転職エージェントにお金はかかりますか
応募する人が無料で使えるサービスがほとんどです。企業から手数料を受け取る仕組みで運営されていることが多いためです。
面接の交通費は出ますか
会社によって違います。交通費を出す会社もあるので、面接の案内で確かめてください。
入社してから最初の給料まで、どのくらいかかりますか
給料の締め日と支払日によって違います。入社から1か月以上かかることもあるので、労働条件通知書や会社の案内で確かめてください。
家族からお金を借りてもよいですか
家族と話し合って決めることですが、借りる場合は、返す時期と方法を決めておくと安心です。
引っ越しが必要な転職はどうすればよいですか
引っ越しの費用を支援する会社もあります。内定の前後に、支援があるかを確かめてください。
10. まとめ:今週やる3つのこと
今週やる3つのこと
① 毎月の生活費と、今の貯金を書き出す
② 在職中に進める前提で、応募と面接の時間を決める
③ 応募先の給料の締め日と支払日を、確かめることのリストに入れる
※ この記事の説明は一般的な整理です。税金や保険、給付の制度については、市区町村の窓口やハローワークなどの専門機関で確認してください
お金の不安があるときは、収入を途切れさせない順番で進めることが一番の対策です。在職中に決め、間を空けずに次の会社に移れるよう、段取りを整えてください。
この先、読むべき記事
- キャリアの悩み・自己分析まとめ|第二新卒が辞めるか迷ったら読む93記事(悩みの整理)
- 転職活動にかかるお金|第二新卒が在職中と離職中で見積もる内訳(かかるお金)
- 在職中の転職活動|第二新卒が働きながら2ヶ月で決める段取りと面接の入れ方(在職中の進め方)
- 先に辞めてから探すか|在職中との違いを数字で見る(辞める順番)
- 退職日と入社日の間をどうするか|空くか、重なるか(間を空けない段取り)
- 退職後の手続き|第二新卒がやる健康保険・年金・住民税・失業給付の全部(保険と税金の手続き)
- 転職をパートナーや家族に相談するとき|第二新卒が理解を得る伝え方と順番
この記事を書いた人
木戸 悠介(きど ゆうすけ)/なぜキャリア?運営者。1996年生まれ、神戸市出身。
23歳で上場企業子会社に新卒入社し、メディア広告営業を担当。25歳で第二新卒として障がい福祉領域のSaaS企業へ転職し、営業から営業企画へ職種を変えた。2ヶ月で10社に応募し2社から内定。その後スタートアップに3人目の社員として参画し、現在は自分の会社を経営している。