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給料が上がらないとき|第二新卒が転職の前に確かめることと動き方【2026年版】

木戸 悠介 なぜキャリア? 編集長 公開 2026年10月17日 読了 約10分
給料が上がらないとき|第二新卒が転職の前に確かめることと動き方【2026年版】

働き始めて数年たつのに、給料がほとんど上がらないと、このまま今の会社にいてよいのか不安になります。同期や友人の話を聞いて、焦ってしまうこともあるかもしれません。

給料が上がらない理由は、会社の仕組み、業界の水準、自分の評価のどれかであることが多いです。理由によって、今の会社で動くべきか、転職を考えるべきかが変わります。まずは理由を見極めることが大切です。

この記事では、給料が上がらない主な理由、今の会社で確かめること、上司への相談の仕方、転職で給料が上がりやすい場合と上がりにくい場合を整理します。

1. 結論:理由を見極めてから、動き方を決める

理由考えられる動き方
会社の仕組み昇給の仕組みを確かめ、上がる見込みがあるか判断する
業界の水準同じ業界の中で動いても、大きく変わらないことがある
自分の評価評価の基準を確かめ、上がるための行動を考える
会社の業績業績が戻る見込みがあるか、会社の状況を見る

理由が分からないまま転職しても、同じ悩みをくり返すことがあります。まずは今の会社の仕組みを知ることから始めてください。

2. 給料が上がらない主な理由

理由起きていること
昇給の幅が小さい仕組み毎年少しずつしか上がらない決まりになっている
年齢や年数で上がる仕組み若いうちは上がりにくく、長く働くと上がる
役職につかないと上がらない役職につくまで、給料がほとんど変わらない
業界の給料の水準が低い業界全体で給料が低めになっている
評価が上がっていない評価の基準と、自分の働き方がずれている
会社の業績が悪い会社全体で給料が上がりにくくなっている

年齢や年数で上がる仕組みの会社では、若いうちは給料が上がりにくいのが普通です。年功序列の考え方は、年功序列の記事も参考にしてください。

3. 今の会社で確かめること

確かめること確かめ方
昇給の仕組み就業規則や賃金の決まり、人事の担当者
評価の基準評価の面談、評価の資料
先輩の給料の上がり方差し支えない範囲で、先輩に聞く
役職につく時期の目安上司との面談
会社の業績会社の発表や、社内の説明

数年先の先輩の給料が、自分の将来の目安になります。先輩の働き方と給料を見て、そこを目指したいと思えるかを考えてみてください。

4. 上司への相談の仕方

(例)評価の面談の機会に、ご相談させてください。今後、給料を上げていくために、どのようなことができるようになればよいでしょうか。評価の基準について、もう少し詳しく教えていただけると、目標を立てやすいと思っています。

相談のポイント理由
評価の面談などの機会を使う給料の話をしやすい場
「どうすれば上がるか」を聞く不満ではなく、前向きな相談になる
評価の基準を確かめる何を頑張ればよいかが分かる
他社と比べた不満を言わない関係がこじれやすい

給料の相談は、不満としてではなく、目標を立てるための相談として話すのがおすすめです。評価の面談の使い方は、自己評価の書き方や一対一の面談の記事も参考にしてください。

動く前に整理する5つの点

  1. 給料が上がらない理由に、心当たりがあるか。
  2. 今の会社の昇給の仕組みを知っているか。
  3. 評価の基準を確かめたか。
  4. 数年先の先輩の給料と働き方を見たか。
  5. 給料以外に、今の会社で大切にしたいことはあるか。

5. 転職で給料が上がりやすい場合と上がりにくい場合

上がりやすい場合上がりにくい場合
給料の水準が高い業界に移る同じ業界で、似た会社に移る
今の経験が高く評価される職種に移る未経験の職種に移る
成果が給料に反映されやすい会社に移る年数で上がる仕組みの会社に移る
今の会社の給料が、相場より低い今の会社の給料が、相場と同じくらい

未経験の職種に移る場合は、一時的に給料が下がることもあります。その後に上がっていく見込みがあるかを、長い目で考えてください。年収が下がる転職の考え方は、別の記事でも整理しています。

6. 転職の前に整理しておくこと

  1. 今の年収と、その内訳(基本給、手当、賞与)を確かめる。
  2. 希望する年収と、最低限必要な年収を決める。
  3. 給料以外に大切にしたいこと(働き方、仕事の中身)を書き出す。
  4. 給料の水準が高い業界や職種を調べる。
  5. 転職エージェントに、自分の経験での年収の目安を聞く。

給料だけで転職先を選ぶと、働き方や仕事の中身で後悔することもあります。給料と、それ以外に大切にしたいことの両方を整理しておいてください。

7. よくある思い込みと実際

思い込み実際
転職すれば給料は上がる業界や職種によっては、上がりにくいこともある
給料の相談は失礼目標を立てるための相談なら、前向きに受け止めてもらえる
若いうちは我慢するしかない仕組みを知れば、動き方を選べる
給料が一番大切働き方や仕事の中身も、長く働くうえで大切

8. 避けたいこと5つ

避けたいこと何が問題か代わりにすること
理由を考えずに転職する同じ悩みをくり返す理由を見極める
不満として上司に伝える関係がこじれる前向きな相談として話す
同期と比べて焦る判断を急いでしまう自分の目標で考える
給料だけで転職先を選ぶ働き方で後悔することがある大切にしたいことも整理する
勢いで退職する収入が途切れる在職中に転職活動を進める

給料の見通しを書き出す表の例

項目書くこと
今の年収源泉徴収票などで確かめた金額
3年後の見込み先輩の例や、昇給の仕組みからの目安
暮らしに必要な年収毎月の生活費から考えた金額
差見込みと必要な年収の差

見込みと必要な年収に大きな差がある場合は、動く理由がはっきりします。差が小さい場合は、給料以外の不満がないかも考えてみてください。数字にすると、焦りが落ち着くこともあります。

9. よくある質問

入社2〜3年で給料が上がらないのは普通ですか

会社の仕組みによっては、普通のこともあります。今の会社の昇給の仕組みと、先輩の給料の上がり方を確かめてみてください。

給料を上げるために資格を取るのはどうですか

資格手当がある会社や、資格が評価される職種では役立つことがあります。今の会社で評価されるかを確かめてから取ると、無駄になりにくいです。

上司に給料の相談をしたら、評価が下がりませんか

前向きな相談として話せば、評価が下がることは少ないです。「どうすれば上がるか」を聞く形にしてください。

同期より給料が低いです

評価の結果や、配属された部署の違いによることがあります。評価の基準を確かめ、自分が何を頑張ればよいかを考えてください。

転職で年収交渉はできますか

内定の前後で、根拠を添えて希望を伝えることはできます。年収交渉の考え方は、年収交渉の記事も参考にしてください。

副業で収入を増やすのはどうですか

会社の決まりで副業が認められているかを確かめてください。副業の扱いは会社によって違います。

給料は上がらないが、仕事は好きです

仕事の満足度も大切です。暮らしに必要な収入が足りているか、将来の見通しはどうかを考えて、総合的に判断してください。

給料の悩みで気持ちがつらいです

お金の不安が続くと、気持ちも疲れます。一人で抱えず、信頼できる人や、必要に応じて専門の窓口に相談してください。

10. まとめ:今週やる3つのこと

今週やる3つのこと

① 給料が上がらない理由を、会社の仕組み・業界・評価の面から考える

② 今の会社の昇給の仕組みと評価の基準を確かめる

③ 給料以外に大切にしたいことも書き出し、転職するかを考える

※ 給料の仕組みは会社ごとに違うため、自分の場合は就業規則や人事の担当者に確かめてください

給料が上がらないときは、理由を見極めてから動くことが、同じ悩みをくり返さない近道です。今の会社でできることと、転職で叶えられることを比べて、自分に合う道を選んでください。

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この記事を書いた人

木戸 悠介(きど ゆうすけ)/なぜキャリア?運営者。1996年生まれ、神戸市出身。

23歳で上場企業子会社に新卒入社し、メディア広告営業を担当。25歳で第二新卒として障がい福祉領域のSaaS企業へ転職し、営業から営業企画へ職種を変えた。2ヶ月で10社に応募し2社から内定。その後スタートアップに3人目の社員として参画し、現在は自分の会社を経営している。