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職務経歴書の担当業務の書き方|第二新卒が箇条書きで仕事の中身を伝える型と記入例【2026年版】

木戸 悠介 なぜキャリア? 編集長 公開 2026年10月16日 読了 約10分
職務経歴書の担当業務の書き方|第二新卒が箇条書きで仕事の中身を伝える型と記入例【2026年版】

職務経歴書の中で、一番多くの行を使うのが担当業務(職務内容)の欄です。毎日している仕事を書くだけなのに、いざ書こうとすると、何をどこまで書けばよいか迷う人は多いはずです。

担当業務の欄で採用担当が知りたいのは、あなたが入社したら、どんな仕事をどのくらいの量でこなせるかです。業務の名前を並べるだけでなく、相手と量を添えることで、仕事の中身が具体的に伝わります。

この記事では、採用担当が担当業務で確かめる3つの点と、箇条書きの型、業務の並べ方、職種別の記入例を整理します。

1. 結論:「概要の一文+箇条書き(業務・相手・量)」で書く

要素書くこと例
概要の一文どの立場で、何を担当していたか法人営業として、事務用品の取引先15社を担当
業務具体的な作業の名前既存先への定期訪問
相手誰に向けた仕事か中小企業の総務担当者
量件数、頻度、規模月2回ほど

概要の一文があると、その下の箇条書きが読みやすくなります。読み手は、まず全体像をつかんでから細かい業務を読むからです。

2. 採用担当が確かめる3つの点

確かめる点書類で示すこと
何ができるか一人で担当できる業務の種類
どのくらいの量か件数、頻度、担当の数
応募先の仕事に近いか応募先の仕事と重なる業務

3つ目のために、業務の並べ方を応募先ごとに変えるのも効果的です。応募先の仕事に近い業務を一番上に置くと、読み手の目に早く留まります。

3. 箇条書きの型

法人営業として、事務用品の取引先15社(中小企業の総務担当者)を担当

・既存先への定期訪問(月2回ほど)、新商品の提案

・見積書と提案資料の作成(月約20件)

・新規の電話(1日約30件)、資料の送付

・納期の確認と、配送部門との調整

型のポイント理由
一行に一つの業務読み手が一つずつ確かめやすい
量はかっこで添える業務の名前と量が分かれて読みやすい
4〜6行にまとめる多すぎると一番の業務が分からなくなる
言い切りの形で書く「〜を担当」「〜の作成」で短くまとまる

4. 業務の並べ方

並べ方向いている場合
応募先の仕事に近い順応募先がはっきりしている場合(基本の並べ方)
時間を多く使っていた順仕事の中心が何かを伝えたい場合
仕事の流れの順受注から納品までなど、流れで見せたい場合

迷ったら、応募先の仕事に近い順に並べてください。求人票の「仕事内容」に書かれている業務と重なるものを、上に持ってきます。

5. 職種別の記入例

※以下の記入例はすべて架空の設定です。自分の経験に置き換えて使ってください。

5-1. 営業事務

営業事務として、営業担当5名の補助を担当

・受注データの入力(1日約30件)

・見積書と請求書の作成、発送

・取引先からの電話とメールの対応(1日約20件)

・納期の確認と、倉庫との調整

5-2. 販売

衣料品店の販売スタッフとして、接客と売り場の管理を担当

・接客とレジ(1日約50名のお客様)

・売り場の陳列替え(週1回)、在庫の確認

・アルバイト3名のシフト作成

・売上の集計と、店長への日報の提出

5-3. コールセンター

通信サービスの問い合わせ窓口として、個人のお客様の電話対応を担当

・料金・契約内容に関する問い合わせ対応(1日約40件)

・対応記録の入力と、専門部署への引き継ぎ

・新人2名の相談役

5-4. 工場・製造

自動車部品の工場で、組み立てと検品を担当

・部品の組み立て(担当2工程、1日約300個)

・完成品の検品と、不良品の記録

・作業前の点検と、作業日報の記入

5-5. 介護

特別養護老人ホームで、入居者の方の生活の支援を担当

・食事・入浴・排せつの介助(担当フロア20名)

・日々の記録の入力と、申し送り

・ご家族への様子の報告(月1回ほど)

どの例も、概要の一文と、量を添えた箇条書きで書いています。相手と量が分かるだけで、仕事の規模がはっきり伝わります。

6. 担当業務と実績の書き分け

担当業務実績
毎日・毎月している仕事その仕事で出した成果
何をしていたかどのくらいの結果が出たか
量はかっこで添える比べる基準を添える
例:見積書の作成(月約20件)例:新規契約 年間48件(達成率120%)

担当業務の欄に実績を混ぜると、どちらも読みにくくなります。担当業務の下に「【実績】」の見出しを立てて分けて書いてください。

7. 避けたい書き方5つ

避けたい書き方何が問題か直し方
「営業業務全般」の一行だけ何をしていたか分からない具体的な業務を並べる
業務を10行以上並べる一番の業務が分からない4〜6行にまとめる
量が書かれていない仕事の規模が分からない件数や頻度をかっこで添える
社内の呼び名をそのまま書く外の人に伝わらない一般的な言葉に言い換える
文章で長く書く読むのに時間がかかる箇条書きにする

8. 書く手順(20分)

  1. 1週間の仕事を、思い出せるだけ書き出す(5分)
  2. 似た業務をまとめ、4〜6つに絞る(5分)
  3. それぞれに、相手と量を添える(5分)
  4. 応募先の仕事に近い順に並べ、概要の一文を書く(5分)

提出前に見直す5つの点

  1. 概要の一文で、立場と担当が分かるか。
  2. 業務が、具体的な作業の名前で書かれているか。
  3. 量が、かっこで添えられているか。
  4. 応募先の仕事に近い業務が上にあるか。
  5. 実績と担当業務が分けて書かれているか。

書き直しの例

書き直す前書き直した後
営業業務全般新規の電話(1日約30件)、既存先への定期訪問(月2回ほど)、見積書の作成(月約20件)
事務作業受注データの入力(1日約30件)、請求書の発行、電話とメールの対応
接客販売接客とレジ(1日約50名)、売り場の陳列替え(週1回)、在庫の確認
製造業務部品の組み立て(担当2工程、1日約300個)、完成品の検品
介護業務食事・入浴の介助(担当フロア20名)、記録の入力と申し送り

書き直す前の言葉は、仕事の種類を表しているだけです。書き直した後のように、具体的な作業と量を並べると、入社後にどのくらいの仕事を任せられるかを、読み手が想像できるようになります。自分の職務経歴書の担当業務の欄を、この形に直してみてください。

9. よくある質問

担当業務は何行くらい書けばよいですか

一つの会社や部署につき、4〜6行が目安です。多すぎると、一番の業務が分からなくなります。

雑用のような仕事も書いたほうがよいですか

応募先の仕事に関係するものであれば書いて構いません。電話の取り次ぎや備品の管理なども、事務職の応募では評価されることがあります。

量がはっきり分からない場合は

「約」「ほど」をつけて、おおよその量を書いてください。確かめられる範囲にとどめることが大切です。

社内の用語はどう書けばよいですか

社外の人にも分かる言葉に言い換えてください。どうしても必要な場合は、かっこで補足を添えます。

時期によって担当業務が変わった場合は

時期ごとに分けて書いてください。「2023年4月〜2024年3月」「2024年4月〜現在」のように期間を添えると、仕事の変化が伝わります。

文章で書くのと箇条書き、どちらがよいですか

担当業務は箇条書きが読みやすくなります。概要の一文だけを文章にし、細かい業務は箇条書きにする形がおすすめです。

応募先ごとに並べ方を変えるべきですか

変えるのがおすすめです。応募先の仕事に近い業務を上に置くだけで、読み手の目に早く留まります。

担当業務が少なく、行が埋まりません

業務を細かく分けて書いてください。「営業」を「新規の電話」「資料の送付」「先輩の商談への同行」のように分けると、行が増え、仕事の中身も伝わります。

10. まとめ:今夜やる3つのこと

今夜やる3つのこと

① 1週間の仕事を書き出し、4〜6つに絞る

② それぞれに相手と量を添える

③ 応募先の仕事に近い順に並べ、概要の一文を書く

※ 実績は担当業務と分けて書く

担当業務の欄は、業務の名前に相手と量を添えるだけで、仕事の中身が具体的に伝わります。応募先の仕事に近い順に並べて、読み手の目に早く留まる書類にしてください。

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この記事を書いた人

木戸 悠介(きど ゆうすけ)/なぜキャリア?運営者。1996年生まれ、神戸市出身。

23歳で上場企業子会社に新卒入社し、メディア広告営業を担当。25歳で第二新卒として障がい福祉領域のSaaS企業へ転職し、営業から営業企画へ職種を変えた。2ヶ月で10社に応募し2社から内定。その後スタートアップに3人目の社員として参画し、現在は自分の会社を経営している。