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仕事が向いていないと感じるとき|第二新卒が「向いていない」の中身を4つに分けて判断する【2026年版】

木戸 悠介 なぜキャリア? 編集長 公開 2026年10月16日 読了 約11分
仕事が向いていないと感じるとき|第二新卒が「向いていない」の中身を4つに分けて判断する【2026年版】

仕事でうまくいかないことが続くと、「自分はこの仕事に向いていないのではないか」と感じることがあるはずです。同期と比べて覚えるのが遅い、成果が出ない、毎日がつらい、と理由はさまざまです。

「向いていない」という言葉には、いくつかの違う中身が混ざっていることが多いものです。まだ慣れていないだけなのか、仕事の中身が合わないのか、職場の環境が合わないのかで、取るべき行動は変わります。

この記事では、向いていないと感じる理由を4つに分ける方法、慣れの問題かの見分け方、判断の軸、向いている仕事の見つけ方を整理します。

1. 結論:「向いていない」を4つに分けてから判断する

中身例考えること
まだ慣れていない覚えることが多く、ミスが続く時間がたてば楽になるか
仕事の中身が合わない人と話すのが苦手なのに、営業をしている仕事のどこが合わないか
職場の環境が合わない教えてもらえない、雰囲気が合わない同じ仕事でも、別の職場なら合うか
働き方が合わない勤務時間や休日が生活に合わない働き方を変えられるか

4つのうちどれが一番大きいかで、続けるか、環境を変えるかの判断が変わります。まずは、自分の「向いていない」がどれに近いかを書き出してください。

2. 慣れの問題かを見分ける

慣れの問題であることが多い慣れ以外の問題であることが多い
入社や異動から半年以内1年以上たっても、同じつらさが続く
少しずつでも、できることが増えているできることが増えても、つらさが変わらない
周りの人も最初は同じように苦労していた周りの人と比べて、つらさの種類が違う
仕事の一部は楽しいと感じる仕事のどの部分も楽しいと感じない

入社して最初の数か月は、誰でも「向いていない」と感じやすい時期です。先輩に、自分が入ったころどうだったかを聞いてみると、慣れの問題かどうかが見えてくることがあります。

3. 仕事の中身が合わないかを確かめる

問い書き出すこと
仕事のどの場面がつらいか人と話す場面、数字を追う場面、細かい作業など
仕事のどの場面は苦にならないかつらい場面と違う場面
前の仕事や学生時代に、楽しかったことは人に教える、ものを作る、整理するなど
周りから褒められたことは自分では当たり前だと思っていること

仕事の中に、苦にならない場面が一つでもあれば、そこが向いている方向の手がかりになります。今の仕事の中で、その場面を増やせないか考えてみてください。

4. 続けて様子を見る場合と、環境を変える場合

続けて様子を見ることを考える場合環境を変えることを考える場合
慣れの問題である可能性が高い1年以上たっても同じつらさが続く
社内で担当や部署を変えられる社内で変えられる道がない
相談できる人がいる相談しても状況が変わらない
心や体に大きな不調はない心や体に不調が出ている

心や体に不調が出ている場合は、向き不向きの判断より、休むことを優先してください。不調が続くときは、医療機関や専門の相談窓口に相談することも考えてください。

5. 社内でできること

  1. 上司に、どの場面がつらいかを具体的に相談する。
  2. 担当の仕事の一部を変えられないか相談する。
  3. 社内公募や異動の制度があるか確かめる。
  4. 先輩に、仕事のコツを聞く。
  5. できるようになったことを、毎週メモに残す。

できるようになったことを記録すると、自分の成長が見えるようになります。「向いていない」と感じるときは、できないことばかりに目が向きやすいからです。

6. 向いている仕事の見つけ方

方法内容
苦にならない場面から考える今の仕事で苦にならない場面に近い職種を探す
職種の一覧を見る知らなかった職種の中に、合いそうなものがないか見る
人の話を聞く気になる職種の人の話を聞く
相談先を使う転職エージェントなどで、自分の経験に合う職種を聞く

向いている仕事は、考えるだけでは見つかりにくいものです。いろいろな職種を知り、人の話を聞き、小さく試してみる中で見えてきます。

7. 面接での伝え方

(例・架空)前職の営業で、新しいお客様に電話をかける仕事にはなかなか慣れませんでした。一方で、契約をいただいたお客様の相談に乗る場面は苦にならず、感謝されることにやりがいを感じていました。上司に相談して既存のお客様の担当を増やしてもらいましたが、新規の開拓が中心の部署であることは変わりませんでした。お客様と長く関わる仕事が自分に合っていると考え、カスタマーサクセスを志望しています。

面接では、「向いていなかった」とだけ話すのは避けてください。どの場面が合わず、どの場面が合っていたかを具体的に話し、合っていた場面を生かせる仕事を選んだと伝えると、前向きに伝わります。

8. 避けたい考え方5つ

避けたい考え方何が問題か代わりの考え方
自分は何にも向いていない本当に合う場面を見落とす苦にならない場面を探す
同期と比べて判断する人によって得意なことが違う過去の自分と比べる
入社してすぐに結論を出す慣れの問題を見落とす慣れの問題かを先に見分ける
今の仕事の反対の仕事を選ぶ別の合わない点が出ることがある合っていた場面から選ぶ
不調を我慢して続ける回復に時間がかかることがある休むことを優先する

よくある思い込みと実際

思い込み実際
向いていない仕事は早く辞めるべきだ慣れの問題なら、続けることで楽になることもある
向いている仕事は一つしかない合う場面がある仕事は、いくつもあることが多い
向いていないのは自分の努力不足だ職場の環境や働き方が合わないことも多い
同期のほうが向いている人によって得意な場面が違う

「向いていない」という気持ちは、自分を責める方向に向かいやすいものです。思い込みに気づいたら、事実と気持ちを分けて書き出してみてください。苦にならない場面や、できるようになったことが見えてくると、次に取る行動も決めやすくなります。

一度で答えを出そうとせず、1〜2か月ほど記録を続けてから判断するのもよい方法です。

9. よくある質問

入社して3か月ですが、向いていないと感じます

最初の数か月は、慣れていないことが理由のことが多い時期です。少しずつでもできることが増えているかを確かめ、先輩に自分のころの話を聞いてみてください。

向いていない仕事を続けると、成長できますか

慣れの問題であれば、続けることで力がつくことがあります。一方で、1年以上たっても同じつらさが続く場合は、環境を変えることも考えてください。

向いている仕事が分かりません

今の仕事で苦にならない場面や、周りから褒められたことから考えると、手がかりが見つかりやすくなります。いろいろな職種を知ることも大切です。

転職したら、また向いていないと感じませんか

合わなかった場面と合っていた場面を整理してから選べば、同じことが起きる可能性を減らせます。

適性診断は役に立ちますか

考える手がかりにはなりますが、結果だけで決めないことが大切です。実際の経験と合わせて考えてください。

上司に相談したら、評価が下がりませんか

具体的な場面を伝え、改善したい気持ちを添えれば、前向きな相談として受け止めてもらえることが多いです。

毎日つらくて、何も考えられません

心や体に不調が出ている場合は、向き不向きの判断より先に、休むことを優先してください。信頼できる人や、専門の窓口に相談してください。

面接で「前の仕事が向いていなかった」と話してもよいですか

それだけで終わるのは避けてください。合っていた場面を生かせる仕事を選んだ、という形で話すと、前向きに伝わります。

10. まとめ:今週やる3つのこと

今週やる3つのこと

① 「向いていない」を、慣れ・仕事の中身・環境・働き方の4つに分けて書き出す

② 今の仕事で苦にならない場面を一つ見つける

③ できるようになったことを、メモに残し始める

※ 心や体の不調が続く場合は、判断より先に休むこと、医療機関や専門の窓口に相談することを優先してください

「向いていない」は、中身を分けるだけで、取るべき行動が見えてきます。苦にならない場面を手がかりに、自分に合う方向を探してください。

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この記事を書いた人

木戸 悠介(きど ゆうすけ)/なぜキャリア?運営者。1996年生まれ、神戸市出身。

23歳で上場企業子会社に新卒入社し、メディア広告営業を担当。25歳で第二新卒として障がい福祉領域のSaaS企業へ転職し、営業から営業企画へ職種を変えた。2ヶ月で10社に応募し2社から内定。その後スタートアップに3人目の社員として参画し、現在は自分の会社を経営している。