マーケティング職の面接|第二新卒が聞かれる12の質問と答え方【2026年版】
マーケティング職の面接では、「なぜマーケティングなのか」「数字をどう見てきたか」を深く聞かれることが多くあります。人気のある職種なので、「興味がある」だけでは他の応募者と差がつきません。
面接官が見ているのは、お客様のことを考える姿勢、数字をもとに考える力、そして応募先の商品やお客様への理解です。未経験でも、前職でお客様の反応を見て工夫した経験があれば、十分に答えられます。
この記事では、面接で見られる3つの軸、一次・二次・最終面接で聞かれる12の質問と答え方、前日の準備、落ちる回答の型を整理します。
1. 結論:面接は3つの軸で見られている
| 軸 | 見られていること | 答えで示すこと |
|---|---|---|
| お客様の目線 | お客様が何を求めているかを考えられるか | お客様の反応を見て工夫した経験 |
| 数字で考える力 | 数字をもとに考え、改善できるか | 数字を見て、やり方を変えた経験 |
| 応募先への理解 | 応募先の商品やお客様を理解しているか | 応募先の商品を使った感想、気づいたこと |
3つの軸すべてで、具体的な経験を話せるようにしておくことが大切です。特に「数字で考える力」は、マーケティング職ならではの評価の軸です。
2. まず押さえる:マーケティング職の仕事の中身
| 仕事 | 内容 |
|---|---|
| 調べる | お客様や市場、競合の様子を調べる |
| 考える | 誰に、何を、どう伝えるかを考える |
| 実行する | 広告、販売促進、ウェブでの発信などを行う |
| 振り返る | 数字を見て、うまくいったか確かめ、改善する |
マーケティングは、華やかな企画だけでなく、数字を見て改善を重ねる地道な仕事も多いことを理解しておくと、面接での答えに説得力が出ます。
3. 一次面接(人事・現場の担当者)で聞かれる5問
| 質問 | 意図 | 答えの方向 |
|---|---|---|
| 1. なぜマーケティング職なのですか | 動機の具体さ | 前職でお客様の反応を見て工夫した経験から話す |
| 2. 前職で数字を見て工夫したことは | 数字で考える力 | 何を見て、どう変え、どうなったか |
| 3. 当社の商品を使ったことはありますか | 応募先への理解 | 使った感想と、気づいたこと |
| 4. 最近気になった広告やキャンペーンは | 関心の深さ | なぜ気になったのかを、お客様の目線で話す |
| 5. 未経験で不安なことは | 学ぶ姿勢 | 不安を正直に挙げ、学んでいることを添える |
1番目の答え方
(例・架空)前職の販売で、お客様の声をもとに売り場の並べ方を変えたところ、売上が伸びたことがありました。お客様が何を求めているかを考え、売れる仕組みをつくることに面白さを感じ、マーケティングの仕事を志望しています。
4番目の答え方
(例・架空)最近、ある食品会社の、家族で使う場面を描いた広告が印象に残りました。商品の良さを伝えるだけでなく、使う人の暮らしを思い浮かべられる伝え方が、自分も手に取りたいと思うきっかけになったからです。
4番目は、「なぜ気になったか」をお客様の目線で話すのがポイントです。広告の内容を説明するだけでなく、自分がどう感じ、なぜ効いていると思ったかを話してください。
4. 二次面接(マーケティングの責任者)で聞かれる4問
| 質問 | 意図 | 答えの方向 |
|---|---|---|
| 6. 当社の商品をもっと売るには、どうしますか | 考える力 | お客様と伝え方を考え、小さく試す案を話す |
| 7. うまくいかなかった施策の経験は | 振り返る力 | 原因を考え、次に生かした経験 |
| 8. 数字が悪かったとき、どうしますか | 改善の姿勢 | 原因を調べ、仮説を立てて試す流れ |
| 9. 他の部署とどう協力しますか | 調整の力 | 営業や開発の話を聞き、目的をそろえる |
6番目の答え方
完璧な答えは求められていません。大切なのは、「誰に」「何を」「どう伝えるか」の順で考え、小さく試して確かめる姿勢を示すことです。
(例・架空)まず、今の商品を使っている方がどんな場面で使っているかを調べたいと考えます。そのうえで、まだ使っていない似た暮らしの方に届く伝え方を考え、ウェブの広告などで小さく試して、反応を見ながら広げていきたいと思います。
5. 最終面接(役員)で聞かれる3問
| 質問 | 意図 | 答えの方向 |
|---|---|---|
| 10. 5年後にどうなっていたいですか | 将来の見通し | マーケティングで深めたい分野と、目指す姿 |
| 11. 当社でなければならない理由は | 志望の本気度 | 応募先の商品やお客様への共感 |
| 12. 最後に伝えたいことは | 熱意 | 入社後にまず取り組みたいことを短く |
6. 面接前日の準備(70分)
- 応募先の商品を使う、または売り場やウェブで見る(20分)。
- 前職で数字を見て工夫した経験を、何を見て・どう変え・どうなったかで整理する(15分)。
- 最近気になった広告を一つ選び、なぜ気になったかを書く(10分)。
- 応募先の商品を売る案を、誰に・何を・どう伝えるかで考える(15分)。
- 逆質問を3つ用意する(10分)。
7. 落ちる回答の型5つ
| 落ちる型 | 何が問題か | 直し方 |
|---|---|---|
| 「興味がある」だけ | 中身が分からない | きっかけの経験を話す |
| 専門の言葉を並べる | 分かったつもりに見える | 自分の言葉で話す |
| 応募先の商品を知らない | 本気度が伝わらない | 実際に使ってから臨む |
| 自分の好みだけで話す | お客様の目線がない | お客様がどう感じるかで話す |
| 数字の経験がないと答える | 数字で考える力が伝わらない | 何を見て、どう変えたかを話す |
8. 未経験でも使える「マーケティングに近い経験」
| 前職の経験 | マーケティングでの言い換え |
|---|---|
| 売り場の並べ方を変えた | お客様の行動を見て、伝え方を変えた |
| 営業の提案を工夫した | お客様の反応をもとに、伝え方を改善した |
| 売上の集計をしていた | 数字の変化を見て、理由を考えた |
| お店のSNSを担当した | 投稿の反応を見て、伝え方を工夫した |
聞いておきたい3つ
- 入社後、最初にどんな仕事から任されることが多いですか。
- 施策の結果は、どのような数字で振り返っていますか。
- 活躍している方に共通する点があれば教えてください。
逆質問では、入社後の仕事の進め方を聞くと、働くことを具体的に考えていることが伝わります。
応募先を調べるときの手がかり
| 調べる場所 | 分かること |
|---|---|
| 応募先のホームページ | 商品の特徴、お客様の層、会社の考え方 |
| 応募先のSNSや広告 | 今どんな伝え方をしているか |
| 売り場や通販のページ | 商品の並べ方、お客様の声 |
| 求人票 | 任される仕事の範囲、使う道具 |
調べたことは、面接で「自分ならこうしてみたい」と一言添える材料になります。批判ではなく、お客様の目線での気づきとして話してください。
9. よくある質問
未経験でもマーケティング職になれますか
未経験を歓迎する求人もあります。お客様の反応を見て工夫した経験や、数字で考えた経験を準備しておいてください。
マーケティングの勉強をしていることは話したほうがよいですか
話して構いません。本で読んだことや講座で学んだことを、身近な場面で試した経験を添えると、説得力が増します。
専門の言葉を知らないと不利ですか
不利にはなりにくいです。専門の言葉より、お客様の目線で考える姿勢のほうが評価されます。
当社の商品を売る案を聞かれたら、正解を言わないといけませんか
正解は求められていません。誰に・何を・どう伝えるかの順で考え、小さく試す姿勢を示してください。
数字の経験がありません
何を見て、どう変えたかを話せば、数字で考える姿勢は伝わります。お客様の様子の変化を見て工夫した経験でも構いません。
事業会社と支援会社で、面接の内容は違いますか
事業会社では自社の商品への理解、支援会社ではいろいろな業界への関心を聞かれることが多いです。
面接で作品や資料を見せてもよいですか
SNSの運用などの成果がある場合は、前の職場の決まりに気をつけたうえで、見せられる範囲で準備しておくと伝わりやすくなります。
前職を短期間で辞めていることは不利ですか
前職で見つけた面白さと、マーケティングで叶えたいことを前向きに話せば伝わります。
10. まとめ:前日にやる3つのこと
前日にやる3つのこと
① 応募先の商品を使い、気づいたことを書き出す
② 数字を見て工夫した経験を、何を見て・どう変え・どうなったかで整理する
③ 応募先の商品を売る案を、誰に・何を・どう伝えるかで考える
※ 前の職場の資料や数字は、決まりを守って扱ってください
マーケティング職の面接は、お客様の目線・数字で考える力・応募先への理解の3つで見られています。具体的な経験を準備して臨んでください。
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- マーケティング職の志望動機|未経験・第二新卒の例文6パターンと落ちる書き方(マーケティング職の志望動機)
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この記事を書いた人
木戸 悠介(きど ゆうすけ)/なぜキャリア?運営者。1996年生まれ、神戸市出身。
23歳で上場企業子会社に新卒入社し、メディア広告営業を担当。25歳で第二新卒として障がい福祉領域のSaaS企業へ転職し、営業から営業企画へ職種を変えた。2ヶ月で10社に応募し2社から内定。その後スタートアップに3人目の社員として参画し、現在は自分の会社を経営している。