業界・職種研究

バス業界へ転職する|第二新卒が運転士と事務の仕事・働き方を整理する【2026年版】

木戸 悠介 なぜキャリア? 編集長 公開 2026年10月17日 読了 約11分
バス業界へ転職する|第二新卒が運転士と事務の仕事・働き方を整理する【2026年版】

バス業界は、路線バスや観光バス、送迎バスなどで、人を安全に目的地まで運ぶ業界です。通勤や通学、旅行など、暮らしの身近な所で欠かせない役割を担っています。

バス業界の仕事というと運転士を思い浮かべる人が多いですが、運行の管理、車両の整備、営業や事務など、運転士を支える仕事もあります。人手を求めている会社も多く、未経験から挑戦できる道を用意している会社もあると言われています。

この記事では、業界の分かれ方、運転士の仕事と必要な免許、運転士以外の職種、働き方の特徴、確認する7項目を整理します。なお、免許の取り方や制度の扱いは会社ごとに違うため、個別のことは応募先で確かめてください。

1. 結論:押さえるべきは3点

押さえること内容
会社の種類路線バス、観光バス、送迎バス、高速バスなど
運転士に必要なこと人を乗せて運転するための免許(会社が取得を支える場合もある)
運転士以外の職種運行の管理、車両の整備、営業、事務など

バスの運転士になるには、人を乗せて運転するための免許が必要です。入社後に免許を取るための支えを用意している会社もあるので、求人票で確かめてください。

2. 業界の分かれ方

種類主な仕事働き方の特徴
路線バス決まった道を、決まった時間に走る早朝や夜の勤務がある。毎日家に帰れることが多い
観光バス団体の旅行や見学で、目的地まで運ぶ泊まりがけの仕事があることも
高速バス都市と都市の間を長い距離走る夜の運行がある場合も
送迎バス学校、施設、会社などの送り迎え朝と夕方が中心で、時間が決まっていることが多い

同じバスの運転士でも、種類によって働く時間や休みが大きく違います。自分の暮らしに合う種類を選ぶことが大切です。

3. 運転士の仕事の流れ

流れ内容
出勤と点検体調の確認、車両の点検を行う
運行決まった道や予定に沿って、安全に運転する
お客様の対応乗り降りの手伝い、案内、運賃の受け取り
運行の後車両の点検、運行の記録

バスの運転士は、運転するだけでなく、お客様の安全と快適さを守る仕事です。乗り降りの手伝いや案内など、お客様と関わる場面も多くあります。

4. 運転士以外の職種

職種仕事の内容向いている人
運行の管理運転士の点呼、運行の予定づくり段取りと管理が得意な人
車両の整備バスの点検と修理機械が好きな人、整備の経験がある人
営業(観光バス)団体の旅行の予約を受ける、旅行会社とやりとりする人と調整するのが得意な人
事務経理、総務、乗車券の管理正確に処理するのが得意な人
案内・窓口乗車券の販売、問い合わせの対応接客が得意な人

5. 前職別の入り方

前職生きる経験狙いやすい職種
ドライバー運転の経験、安全への意識運転士
接客・販売お客様への対応運転士、案内・窓口
整備士車の整備の経験車両の整備
事務正確な処理事務、運行の管理の補助
旅行会社旅行の手配の経験観光バスの営業

接客の経験は、運転士の仕事でも生きます。お客様への丁寧な対応は、バスの運転士に求められる大切な力の一つです。

6. 働き方の特徴

特徴内容
勤務の時間が日によって違う早朝からの日、夜までの日など、勤務の形が変わることがある
土日や祝日の勤務お客様が多い日に勤務することがある
体調の管理が大切人を乗せるため、毎日の体調の確認が欠かせない
安全の決まりが厳しい運転や点検の決まりを、毎日守る

勤務の時間や休みの決まりは、会社やバスの種類によって大きく違います。応募先に必ず確かめてください。

7. 確認する7項目

  1. 路線、観光、高速、送迎のどの種類の会社か。
  2. 運転士になるための免許の取得を支える仕組みがあるか。
  3. 勤務の時間の形(早朝、夜、泊まりがけの有無)。
  4. 休みの日の決まり(土日の勤務の有無)。
  5. 入社後の研修の内容と期間。
  6. 運転士以外の職種への道があるか。
  7. 給与の仕組み(基本給、手当)。

応募前に見直す5つの点

  1. 応募先のバスの種類と、働き方を説明できるか。
  2. 免許の取得の支えについて確かめたか。
  3. 勤務の時間と休みが、自分の暮らしに合うか考えたか。
  4. 前職の経験が、どの職種で生きるかを言えるか。
  5. 気になる点を、質問として用意したか。

8. 面接で聞かれることと答え方

聞かれること答え方のポイント
なぜバスの運転士なのですか人の暮らしを支えたい理由と、自分の経験を添える
安全のために心がけていることは前職で決まりを守った経験、体調の管理
不規則な勤務に対応できますかできる範囲を正直に伝える
お客様とのトラブルにはどう対応しますか落ち着いて話を聞き、決まりに沿って対応する

「運転が好きだから」だけでは、志望動機として弱くなりがちです。人を安全に運ぶ仕事への思いと、前職で身につけた力をつなげて話してください。

よくある思い込みと実際

思い込み実際
免許がないと応募できない入社後の免許の取得を支える会社もある
運転するだけの仕事お客様への対応や安全の確認も大切な仕事
どの会社も働き方は同じバスの種類によって、働く時間や休みが大きく違う
運転士しか仕事がない運行の管理、整備、営業、事務などの職種もある

業界を調べるときの手がかり

調べる場所分かること
会社のホームページ走っている路線、バスの種類、営業所の場所
会社の採用ページ免許の取得の支え、研修の内容
実際に乗ってみる運転士の仕事の様子、お客様への対応

9. よくある質問

未経験でもバスの運転士になれますか

なれる場合があります。入社後に免許の取得を支える会社もあるので、求人票で確かめてください。免許の条件など個別のことは、応募先に確かめてください。

女性の運転士はいますか

いる会社もあります。働き方の支えや、更衣室などの設備については、応募先に確かめてください。

勤務の時間は不規則ですか

路線バスなどでは、早朝や夜の勤務があることがあります。送迎バスなど、時間が決まっている仕事もあるので、種類ごとに確かめてください。

運転に自信がありません

研修で運転の技術を学べる会社もあります。安全に運転するための研修の内容を、応募先に確かめてください。

運転士以外の仕事から始めることはできますか

運行の管理や事務などの職種で入る道もあります。将来、運転士を目指せるかどうかも、応募先に確かめてください。

体調の管理はどのくらい大切ですか

とても大切です。人を乗せて運転するため、毎日の体調の確認が欠かせません。睡眠や食事など、生活を整えることが求められます。

観光バスの仕事は泊まりがけが多いですか

旅行の内容によって、泊まりがけの仕事があることがあります。頻度は会社によって違うので、確かめてください。

将来どんな仕事に広がりますか

運転士から、運行の管理や指導の担当、営業所の責任者などに広がる道があります。どんな道があるかは、応募先に確かめてください。

10. まとめ:今週やる3つのこと

今週やる3つのこと

① 路線・観光・高速・送迎のうち、自分の暮らしに合う種類を考える

② 免許の取得の支えと、勤務の時間の形を求人票で確かめる

③ 前職の経験が、どの職種で生きるかを整理する

※ 免許の取り方や制度の扱いは会社ごとに違うため、個別のことは応募先で確かめてください

バス業界は、人の暮らしを安全に支える業界です。バスの種類ごとの働き方を知り、自分に合う会社を選んでください。

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この記事を書いた人

木戸 悠介(きど ゆうすけ)/なぜキャリア?運営者。1996年生まれ、神戸市出身。

23歳で上場企業子会社に新卒入社し、メディア広告営業を担当。25歳で第二新卒として障がい福祉領域のSaaS企業へ転職し、営業から営業企画へ職種を変えた。2ヶ月で10社に応募し2社から内定。その後スタートアップに3人目の社員として参画し、現在は自分の会社を経営している。