エージェント面談の後にやること|第二新卒が当日・3日以内・1週間で進める段取り【2026年版】
転職エージェントとの面談を終えると、求人がいくつか紹介され、書類の準備を頼まれ、次の連絡を待つ状態になります。何から手をつければよいか分からず、紹介された求人を眺めたまま数日が過ぎてしまう人も多いはずです。
面談の後に大切なのは、担当者との間で話した内容を、自分の言葉で整理し直すことです。面談の場では勢いで「良さそうです」と答えた求人も、落ち着いて見直すと条件が合わないことがあります。
この記事では、当日・3日以内・1週間以内に分けて、面談の後にやることを整理します。
1. 結論:当日に振り返り、3日以内に返事、1週間で方向を決める
| 時期 | やること |
|---|---|
| 当日 | 面談の内容をメモに残し、紹介された求人を一覧にする |
| 3日以内 | 紹介された求人への返事をし、書類の準備を始める |
| 1週間以内 | 応募する求人を決め、応募の方向を担当者とすり合わせる |
返事が遅れると、紹介された求人の募集が終わってしまうこともあります。応募するかどうか決めきれない場合も、「検討中です」と一言伝えておくと、担当者も動きやすくなります。
2. 当日にやること
| やること | 書き残す内容 |
|---|---|
| 面談のメモ | 担当者に言われたこと、自分の経験の評価、勧められた職種 |
| 求人の一覧 | 会社名、職種、年収、勤務地、気になった点 |
| 宿題の確認 | 書類の提出、次の連絡の予定、期限 |
| 自分の感触 | 担当者との相性、話しやすかったか |
面談の内容は、その日のうちに書き残してください。翌日になると、担当者に言われた細かな点を忘れてしまいます。
3. お礼の連絡は必要か
お礼の連絡は必須ではありませんが、短く送っておくと、その後のやりとりがしやすくなります。
本日はお時間をいただき、ありがとうございました。ご紹介いただいた求人は、〇日までに確認してご連絡いたします。職務経歴書は、〇日までにお送りします。引き続きよろしくお願いいたします。
| 入れること | 理由 |
|---|---|
| お礼 | 関係を良くする |
| 返事の期限 | 担当者が予定を立てやすい |
| 書類を送る期限 | 自分の宿題をはっきりさせる |
4. 紹介された求人の見方
| 確かめること | 見るところ |
|---|---|
| 譲れない条件に合うか | 勤務地、休日、年収の下限 |
| 仕事の中身 | 求人票の仕事内容、1日の流れ |
| 必須条件を満たすか | 求人票の「必須」の欄 |
| 会社の情報 | 会社のページ、採用ページ、口コミ |
| 担当者の説明と合っているか | 面談で聞いた話と、求人票の内容 |
担当者の説明と求人票の内容が違う場合は、遠慮せずに確かめてください。聞いた話と違う点をそのままにすると、入社後のずれにつながります。
5. 3日以内にやること
- 紹介された求人を、応募する・しない・保留に分ける。
- 担当者に返事をする(保留のものは、いつまでに決めるかを伝える)。
- 職務経歴書の下書きを作り始める。
- 応募しない求人には、理由を一言添えて伝える。
- 気になった点を、担当者に質問する。
応募しない求人の理由を伝えると、次に紹介される求人の質が上がります。「勤務地が遠い」「土日の出勤がある」など、短い理由で構いません。
6. 1週間以内に決めること
| 決めること | 内容 |
|---|---|
| 応募する求人 | 最初に応募する数社を決める |
| 応募の方向 | 職種や業界の方向が合っているかを担当者とすり合わせる |
| 連絡の頻度 | 担当者とのやりとりの頻度と手段 |
| 他のエージェント | 他のサービスも使うかどうか |
方向がずれていると感じたら、早めに担当者に伝えてください。「営業以外の職種も見たい」「関西の求人に絞りたい」など、具体的に伝えると提案が変わります。
7. 担当者と合わないと感じたら
| 感じたこと | 対応 |
|---|---|
| 希望と違う求人ばかり紹介される | 希望を具体的に伝え直す |
| 応募を急かされる | 自分の予定を伝え、急がないと伝える |
| 話を聞いてもらえない | 担当者の変更を頼む |
| 連絡が多すぎる・少なすぎる | 連絡の頻度の希望を伝える |
担当者の変更は、遠慮せずに頼んで構いません。エージェントの会社にとっても、合わない担当者のまま進めるより、相性の良い担当者に変えるほうが良い結果につながります。
8. 避けたいこと5つ
| 避けたいこと | 何が問題か | 代わりにすること |
|---|---|---|
| 返事をしないまま日が経つ | 募集が終わってしまうことがある | 3日以内に返事をする |
| 勧められた求人に全部応募する | 合わない会社の選考に時間を取られる | 譲れない条件で選ぶ |
| 求人票を読まずに応募する | 面接で答えに詰まる | 仕事内容と条件を確かめる |
| 断る理由を伝えない | 同じような求人が続く | 理由を一言添える |
| 合わない担当者のまま我慢する | 納得のいく転職になりにくい | 変更を頼む |
求人を一覧にするときの表の例
| 項目 | 書く内容 |
|---|---|
| 会社名と職種 | 株式会社〇〇/法人営業 |
| 年収と勤務地 | 想定年収、勤務地、転勤の有無 |
| 譲れない条件に合うか | 合う・合わない・確かめる |
| 気になった点 | 担当者の説明と違う点、聞きたいこと |
| 返事 | 応募する・しない・保留(期限) |
表にしておくと、複数の求人を落ち着いて比べられます。他のエージェントから紹介された求人や、自分で見つけた求人も同じ表に入れておくと、応募が重なるのを防げます。
同じ求人に、複数のエージェントや直接応募で重ねて応募すると、企業に迷惑をかけることがあります。応募する前に、表で重なりがないかを確かめる習慣をつけておくと安心です。重なりに気づいた場合は、どちらから応募するかを決めて、もう一方の担当者に早めに伝えてください。
面談の後に見直す5つの点
- 面談の内容を、その日のうちに書き残したか。
- 紹介された求人に、返事の期限を伝えたか。
- 書類を送る期限が決まっているか。
- 断る求人に、理由を添えたか。
- 担当者との相性を、自分なりに確かめたか。
この5つを確かめておけば、面談の後の数日を迷わずに過ごせます。
9. よくある質問
面談のお礼のメールは送ったほうがよいですか
必須ではありませんが、返事の期限と書類を送る期限を添えて短く送っておくと、その後のやりとりがしやすくなります。
紹介された求人にすぐ返事ができません
保留にしても構いません。「〇日までに決めてご連絡します」と期限を伝えておけば、担当者も予定を立てやすくなります。
紹介された求人を全部断ってもよいですか
構いません。断る理由を伝えると、次に紹介される求人の質が上がります。合わない求人に無理に応募する必要はありません。
職務経歴書はいつまでに出せばよいですか
担当者と決めた期限に合わせてください。期限がない場合は、面談から3日〜1週間ほどで出すと、応募が早く進みます。
面談の後、連絡が来ません
面談から数日たっても連絡がない場合は、自分から状況を問い合わせて構いません。紹介できる求人が少ない場合もあるので、希望の幅を広げることも考えてください。
他のエージェントの面談も受けたほうがよいですか
一社の担当者と合わない場合や、求人の幅を広げたい場合は、他のエージェントも使うと選択肢が増えます。応募が重ならないよう、管理には気をつけてください。
担当者の変更を頼むと、気まずくなりませんか
エージェントの会社は、担当者の変更に慣れています。問い合わせの窓口から、角を立てずに伝える方法もあります。
面談で話したことと、気持ちが変わってしまいました
気持ちが変わるのは自然なことです。担当者に早めに伝えれば、紹介する求人を見直してもらえます。
10. まとめ:面談の後にやる3つのこと
面談の後にやる3つのこと
① 当日のうちに面談の内容と紹介された求人を書き残す
② 3日以内に、求人への返事と書類の準備を始める
③ 1週間以内に、応募する求人と方向を担当者とすり合わせる
※ 断る求人には、理由を一言添える
面談の後の数日で、転職活動の進み方が大きく変わります。当日に振り返り、3日以内に返事をし、1週間で方向を決めることを目安に進めてください。
この先、読むべき記事
- 転職エージェントの面談|第二新卒が聞かれる12のことと準備しておくもの(面談の準備)
- エージェントの紹介求人を断る|第二新卒が理由を伝えて提案の質を上げる方法(求人の断り方)
- 紹介された企業を自分で調べる|第二新卒が担当者の説明を裏取りする手順(企業の調べ方)
- エージェントの担当変更を頼む|角を立てずに伝える言い方(担当者を変えたいとき)
- エージェントとの連絡頻度|手段の使い分けと返信の目安(連絡の頻度)
- 転職エージェント利用の流れ|第二新卒が登録から内定まで進む7ステップ(全体の流れ)
- 転職エージェントの使い方まとめ|第二新卒が選び方から内定後まで迷ったら読む50記事
この記事を書いた人
木戸 悠介(きど ゆうすけ)/なぜキャリア?運営者。1996年生まれ、神戸市出身。
23歳で上場企業子会社に新卒入社し、メディア広告営業を担当。25歳で第二新卒として障がい福祉領域のSaaS企業へ転職し、営業から営業企画へ職種を変えた。2ヶ月で10社に応募し2社から内定。その後スタートアップに3人目の社員として参画し、現在は自分の会社を経営している。