オンライン会議のマナー|第二新卒が画面越しでも話しやすくなる準備と進め方【2026年版】
新しい職場では、会議の多くがオンラインで行われることも珍しくありません。画面越しだと話し出すタイミングがつかめない、声が届いているか不安になる、という悩みはよく聞かれます。
オンライン会議は、対面の会議とは少し違った気配りが必要です。とはいえ、準備・音・話し方の3つを押さえるだけで、困ることの多くは防げます。
この記事では、始まる前の準備、入室から退室までの流れ、マイクとカメラの扱い方、発言の仕方、社外の相手との会議で気をつけることを整理します。
1. 結論:準備・音・話し方の3つを押さえる
| 押さえること | 内容 |
|---|---|
| 準備 | 5分前に接続し、音と映像を確かめる |
| 音 | 話さないときはマイクを切り、雑音を減らす |
| 話し方 | 名前を名乗ってから、ゆっくり短く話す |
オンライン会議で一番困るのは、音のトラブルです。音が聞き取れないと、どんなに良い発言も伝わりません。始まる前に音を確かめておくことが、いちばんの備えになります。
2. 始まる前の準備
| 確かめること | ポイント |
|---|---|
| 接続先 | 会議の案内から、正しい会議に入れるかを確かめる |
| マイクとイヤホン | イヤホンを使うと、相手の声が響きにくい |
| カメラの映り | 顔が暗くないか、背景に見せたくない物がないか |
| 通信 | 途切れやすい場合は、置き場所や接続を見直す |
| 資料 | 画面に出す資料を、先に開いておく |
会議の5分前には接続しておくのが安心です。初めて使う会議の道具の場合は、前日に一度試しておくと、当日あわてずに済みます。
3. 入室から退室までの流れ
- 5分前に入室し、マイクを切った状態で待つ。
- 始まったら、名前を呼ばれたときに短く挨拶する。
- 会議の間は、話さないときはマイクを切っておく。
- 発言するときは、マイクを入れてから名前を名乗る。
- 終わったら「ありがとうございました」と挨拶し、主催者が終えるのを待つか、挨拶の後に退室する。
退室は、主催者の終わりの挨拶を聞いてからにしてください。話の途中で抜けると、決まったことを聞き逃すことがあります。
4. マイクとカメラの扱い方
| 場面 | マイク | カメラ |
|---|---|---|
| 社内の少人数の会議 | 話すときだけ入れる | 職場の決まりに合わせる(入れることが多い) |
| 社内の大人数の会議 | 基本は切っておく | 職場の決まりに合わせる |
| 社外の相手との会議 | 話すときだけ入れる | 基本は入れる |
| 面接や大切な打ち合わせ | 話すときだけ入れる | 入れる |
カメラを入れるかどうかは、職場によって決まりが違います。迷ったときは、先輩に「カメラは入れたほうがよいですか」と一度聞いておくと安心です。
5. 発言の仕方
(例)〇〇です。今の件で一点よろしいでしょうか。来週の締め切りについて、資料の確認に半日ほど見ておきたいので、木曜の夕方までにいただけると助かります。以上です。
| 工夫 | 理由 |
|---|---|
| 最初に名前を名乗る | 画面越しでは、誰が話しているか分かりにくい |
| 「一点よろしいでしょうか」と切り出す | 話し出しがぶつかりにくい |
| ゆっくり、短く話す | 音が遅れたり途切れたりしても伝わりやすい |
| 最後に「以上です」と言う | 話し終わったことが伝わる |
| チャット欄も使う | 話しにくいときや、補足を残したいときに便利 |
話し出しが重なったら、「お先にどうぞ」と譲ると、気まずくならずに済みます。会議での発言そのものに迷う場合は、会議で発言するコツの記事も参考にしてください。
6. 社外の相手との会議で気をつけること
| 気をつけること | 内容 |
|---|---|
| 早めに入室する | 相手を待たせない |
| 表示名を整える | 会社名と名前が分かる表示にする |
| 背景を整える | 職場の決まりの背景があれば使う |
| 画面共有の前に確かめる | 見せてはいけない資料や通知が映らないようにする |
| 終わった後にお礼を送る | 決まったことを一緒に書いて送ると、行き違いが減る |
画面共有のときは、共有する画面を選び、通知を切っておくのが基本です。社内のやりとりや他の取引先の資料が映ってしまうと、情報の扱いの問題になることがあります。
会議の前に確かめる5つの点
- 5分前に接続できる準備ができているか。
- マイクとイヤホンで、音が聞こえるか。
- 表示名と背景が整っているか。
- 画面に出す資料を開き、通知を切ったか。
- 発言したいことを、一言にまとめてあるか。
7. よくある困りごとと対処
| 困りごと | 対処 |
|---|---|
| 声が届いていないようだ | チャットで「音声が届いていないようです」と伝え、マイクの設定を見直す |
| 相手の声が聞こえない | チャットで伝え、イヤホンや音量を確かめる |
| 接続が切れた | すぐに入り直し、チャットで「失礼しました、再接続しました」と伝える |
| 話を聞き逃した | 会議の後に、主催者や先輩に確かめる |
| 急に家の音が入った | すぐにマイクを切り、必要なら一言お詫びする |
トラブルが起きたら、チャット欄で短く伝えるのがいちばん早い対処です。あわてて何度も入り直すより、状況を伝えて落ち着いて直すほうが、相手も待ちやすくなります。
8. 避けたいこと5つ
| 避けたいこと | 何が問題か | 代わりにすること |
|---|---|---|
| 開始ちょうどに入室する | 音のトラブルで遅れる | 5分前に入る |
| マイクを入れっぱなしにする | 雑音で話が聞き取りにくくなる | 話すときだけ入れる |
| 名乗らずに話し始める | 誰の発言か分からない | 最初に名前を名乗る |
| 会議中に別の作業をする | 話を聞き逃す。呼ばれたときに答えられない | 会議に集中し、メモを取る |
| 確かめずに画面を共有する | 見せてはいけない物が映る | 共有する画面を選び、通知を切る |
よくある思い込みと実際
| 思い込み | 実際 |
|---|---|
| オンラインなら準備はいらない | 音や接続のトラブルが多いので、対面より準備が大切 |
| カメラを切れば何をしていてもよい | 呼ばれたときに答えられないと、話を聞いていないと思われる |
| 発言しないほうが邪魔にならない | チャット欄での質問や、短い確認も立派な発言になる |
| トラブルは自分の責任になる | 接続の問題は誰にでも起きる。落ち着いて短く伝えれば十分 |
オンライン会議は、慣れるまでは誰でも戸惑うものです。うまくいかなかった点を一つずつ直していけば、数回で自然に参加できるようになります。
9. よくある質問
カメラを入れるのが苦手です
職場の決まりに合わせるのが基本です。決まりがない場合は、先輩や上司に一度聞いてください。社外の相手との会議では、入れておくほうが無難です。
話し出すタイミングが分かりません
相手の話が終わったところで「一点よろしいでしょうか」と切り出してください。挙手の機能があれば、それを使うのも一つの方法です。
自宅の背景を見せたくありません
会議の道具の背景をぼかす機能や、職場で決まった背景の画像があれば使ってください。何も決まりがない場合は、無地の壁の前に座るのも一つの方法です。
会議中にメモを取ってもよいですか
構いません。むしろ、決まったことや自分がやることは、その場でメモしておくのがおすすめです。手元のノートに書くと、画面の操作と混ざりません。
発言しないまま会議が終わってしまいます
最初は、自分に関わることや、確かめたいことを一つだけ用意して参加してください。チャット欄で質問するのも、発言の一つです。
接続が不安定で、何度も切れてしまいます
置き場所を変える、他の機器の通信を減らす、カメラを一時的に切る、などを試してください。続く場合は、職場の担当者に相談してください。
社外の相手との会議の後、何を送ればよいですか
お礼と、決まったこと、次にやること、次回の日程をまとめてメールで送ると、行き違いが減ります。短くて構いません。
会議の録画は勝手にしてもよいですか
録画するときは、参加者に事前に伝えて了解をもらうのが基本です。社外の相手との会議では、特に気をつけてください。
10. まとめ:次の会議でやる3つのこと
次の会議でやる3つのこと
① 5分前に入室し、音と映像を確かめる
② 話さないときはマイクを切り、話すときは名前を名乗る
③ 画面共有の前に、共有する画面を選び通知を切る
※ カメラや録画の扱いは職場ごとに決まりが違うため、迷ったら先輩や上司に確かめてください
オンライン会議は、準備・音・話し方の3つを押さえれば、画面越しでも話しやすくなります。最初はうまくいかなくても、回数を重ねるうちに自然と慣れていきます。
この先、読むべき記事
- 仕事の基本まとめ|第二新卒が新しい職場で信頼を積む52記事(仕事の基本の全体像)
- 会議で発言できないとき|第二新卒が最初の一言を出す型(発言の仕方)
- 初めての在宅勤務|第二新卒が信頼を落とさない進め方(在宅で働くとき)
- 社内のメールとチャットの使い分け|第二新卒が迷わない基準(文字でのやりとり)
- 仕事のメモの取り方|第二新卒が同じことを二度聞かずに済む書き方と見返し方(会議のメモ)
- 議事録と資料作成|第二新卒が最初に評価される仕事(議事録の書き方)
- 社内研修の受け方|第二新卒が研修を仕事に生かすための準備と振り返り
この記事を書いた人
木戸 悠介(きど ゆうすけ)/なぜキャリア?運営者。1996年生まれ、神戸市出身。
23歳で上場企業子会社に新卒入社し、メディア広告営業を担当。25歳で第二新卒として障がい福祉領域のSaaS企業へ転職し、営業から営業企画へ職種を変えた。2ヶ月で10社に応募し2社から内定。その後スタートアップに3人目の社員として参画し、現在は自分の会社を経営している。