仕事で謝るときの謝り方|第二新卒が信頼を取り戻すお詫びの順番と例文【2026年版】
仕事でミスをしてしまったとき、どう謝ればよいか分からず、言葉に詰まってしまうことはないでしょうか。謝るタイミングが遅れたり、説明が言い訳のように聞こえてしまったりして、かえって相手を怒らせてしまうこともあります。
謝り方には、相手に伝わりやすい順番があります。お詫び、事実、対応、再発を防ぐ工夫、の順に伝えれば、ミスをした後でも信頼を取り戻しやすくなります。
この記事では、謝るときの4つの順番、社内と社外での違い、対面・電話・メールの例文、謝った後にやることを整理します。
1. 結論:お詫び・事実・対応・再発防止の順に伝える
| 順番 | 伝えること | 例 |
|---|---|---|
| 1 | お詫び | ご迷惑をおかけし、申し訳ございません |
| 2 | 事実 | お送りした見積書の数量に誤りがありました |
| 3 | 対応 | 本日中に、正しい見積書をお送りします |
| 4 | 再発防止 | 今後は送る前に、注文書と照らし合わせて確認します |
最初にお詫びを伝えることが一番大切です。理由の説明から始めると、言い訳のように聞こえてしまいます。
2. 謝るタイミング
| タイミング | 考え方 |
|---|---|
| ミスに気づいたとき | まず上司に報告し、謝る相手と方法を相談する |
| 相手に謝るとき | できるだけ早く、その日のうちに伝える |
| 対応が終わったとき | 対応が終わったことと、あらためてのお詫びを伝える |
社外の相手に謝る前に、上司に報告して相談するのが基本です。謝り方や、対応の内容を会社として決める必要がある場合があるからです。
3. 社内と社外での違い
| 項目 | 社内 | 社外 |
|---|---|---|
| 最初にすること | すぐに上司に報告する | 上司に相談してから謝る |
| 言葉の丁寧さ | 申し訳ありません | 大変申し訳ございません |
| 伝える方法 | 対面か、チャット・電話 | 大きなミスは電話か訪問、その後メールで記録を残す |
| 伝える内容 | 事実と対応、手伝ってほしいこと | お詫び、事実、対応、再発防止 |
4. 対面・電話での例文
(社内・上司に)申し訳ありません、ご報告があります。〇〇社にお送りした見積書の数量を誤っていました。先ほどお客様からのご指摘で気づきました。正しい見積書はすでに作り直しています。お客様へのお詫びの連絡の仕方について、ご相談させてください。
(社外・電話で)〇〇株式会社の△△です。このたびは、お送りした見積書の数量に誤りがあり、大変申し訳ございません。本日中に正しい見積書をお送りいたします。今後は送る前に、ご注文の内容と照らし合わせて確認いたします。ご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした。
電話で謝るときは、落ち着いて、ゆっくり話すことを心がけてください。早口になると、誠意が伝わりにくくなります。
5. メールでの例文
件名:見積書の誤りについてのお詫び(〇〇株式会社 △△)
株式会社□□
ご担当 〇〇様
いつもお世話になっております。〇〇株式会社の△△です。
10月14日にお送りした見積書につきまして、数量に誤りがございました。ご迷惑をおかけし、大変申し訳ございません。
正しい見積書を添付いたしましたので、ご確認をお願いいたします。
今後は送る前に、ご注文の内容と照らし合わせて確認いたします。
引き続き、よろしくお願いいたします。
大きなミスの場合は、メールだけで済ませず、先に電話でお詫びを伝えるのが基本です。メールは、電話でお伝えした内容の記録として送ります。
6. 言い訳に聞こえない伝え方
| 言い訳に聞こえる言い方 | 言い換え |
|---|---|
| 忙しくて、確認できませんでした | 確認が不十分でした |
| 〇〇さんから聞いていた内容が違っていて | 私の確認が足りませんでした |
| システムの調子が悪くて | (事実として必要なら)原因の一つにシステムの不具合がありました。私の確認でも防げませんでした |
| 前にも同じことがあったので | (言わない) |
原因の説明は、聞かれたときに、事実として短く話すのが基本です。自分から長く説明すると、責任を逃れようとしているように聞こえてしまいます。
7. 謝った後にやること
- 約束した対応を、約束した時間までに必ず終える。
- 対応が終わったことを、相手と上司に報告する。
- 同じミスを防ぐための工夫を、手順に組み込む。
- 工夫した内容を、必要なら周りと共有する。
- 落ち込みすぎず、次の仕事に気持ちを切り替える。
謝った後の対応の速さと正確さで、信頼は取り戻せます。約束した時間を守ることが、言葉以上に誠意を伝えます。
謝る前に確かめる5つの点
- 上司に報告し、謝る相手と方法を相談したか。
- 何が起きたかを、事実として説明できるか。
- どう対応するかが決まっているか。
- 再発を防ぐ工夫を一つ言えるか。
- 言い訳に聞こえる言葉が入っていないか。
8. 避けたい謝り方5つ
| 避けたい謝り方 | 何が問題か | 代わりにすること |
|---|---|---|
| 理由の説明から始める | 言い訳に聞こえる | お詫びから始める |
| 謝るのが遅れる | 相手の不信が大きくなる | 気づいたら早く伝える |
| 他人のせいにする | 責任を逃れているように聞こえる | 自分の確認不足として伝える |
| できない対応を約束する | また約束を破ることになる | 確実にできることを約束する |
| 何度も謝りすぎる | 話が前に進まない | お詫びは要所で伝え、対応の話をする |
よくある思い込みと実際
| 思い込み | 実際 |
|---|---|
| 理由を詳しく話せば分かってもらえる | 最初に長く説明すると言い訳に聞こえる。理由は聞かれたら短く |
| 何度も謝るほど誠意が伝わる | 謝りすぎると話が前に進まない。対応の話をすることが大切 |
| メールで謝れば十分 | 大きなミスは先に電話で伝え、メールは記録として送る |
| 一度のミスで信頼はなくなる | 謝った後の対応の速さと正確さで、信頼は取り戻せる |
謝る場面では、言葉よりも、その後の行動が見られています。約束した時間に対応を終える、再発を防ぐ工夫を手順に組み込む、の2つを確実に続ければ、ミスをした後でも周りの見る目は変わっていきます。一人で抱えず、上司や先輩に相談しながら進めてください。
謝る場面ごとの最初のひと言
| 場面 | 最初のひと言の例 |
|---|---|
| 上司にミスを報告する | 申し訳ありません、ご報告があります |
| 社外の相手に電話する | このたびは大変申し訳ございません |
| 約束の時間に遅れる | お約束の時間に遅れてしまい、申し訳ございません |
| 返信が遅れた | ご返信が遅くなり、申し訳ございません |
| 同僚に迷惑をかけた | 手間をかけてしまって、ごめんなさい。ありがとう |
最初のひと言を決めておくと、謝る場面で言葉に詰まりにくくなります。そのあとに、事実・対応・再発防止の順で続けてください。
9. よくある質問
自分のミスかどうか分からない場合も謝るべきですか
まず上司に報告し、事実を確かめてください。原因がはっきりしない段階でも、相手に迷惑をかけている場合は、「ご迷惑をおかけしております」とお詫びの気持ちを伝えることはできます。
上司に報告する前に、相手に謝ってもよいですか
小さなミスで、すぐに謝ったほうがよい場合もありますが、社外の相手には、上司に相談してから謝るのが基本です。会社として対応を決める必要がある場合があるからです。
メールだけで謝ってもよいですか
小さなミスであれば、メールで謝ることもあります。大きなミスの場合は、先に電話でお詫びを伝え、その後メールで記録を残してください。
謝ったのに相手が怒っています
相手の話を最後まで聞き、もう一度お詫びと対応を伝えてください。一人で対応するのが難しい場合は、上司に同席や対応をお願いしてください。
何度も同じミスをしてしまいます
再発を防ぐ工夫を、手順に組み込んでください。確認する項目を表にする、送る前に一度声に出して読むなど、仕組みで防ぐ方法を考えます。
ミスをして落ち込んでいます
ミスをしない人はいません。対応と再発防止を終えたら、気持ちを切り替えてください。落ち込みが続く場合は、信頼できる人に話してください。
謝るときの言葉は何がよいですか
社外では「大変申し訳ございません」、社内では「申し訳ありません」が基本です。「すみません」は、軽く聞こえることがあるので、謝る場面では避けたほうが無難です。
面接で失敗の話をするときも、この順番でよいですか
似た順番で話すと伝わりやすくなります。失敗の質問の答え方の記事も参考にしてください。
10. まとめ:謝るときの3つの基本
謝るときの3つの基本
① 気づいたらすぐに上司に報告し、謝る相手と方法を相談する
② お詫び・事実・対応・再発防止の順に伝える
③ 約束した対応を、約束した時間までに必ず終える
※ 大きなミスで会社としての対応が必要な場合は、上司の判断に従ってください
謝り方の順番を知っておけば、ミスをした後でも信頼を取り戻しやすくなります。お詫びから始め、確実な対応と再発防止で、誠意を形にしてください。
この先、読むべき記事
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- 仕事で大きなミスをしたとき|第二新卒が立て直す順番(大きなミスのとき)
- 初めてクレームを受けたとき|第二新卒が最初の30分でやることと引き継ぎの線引き(クレームの対応)
- 報告・連絡・相談のやり方|第二新卒が信頼を作る型(報告の基本)
- 職場の敬語と言葉遣い|第二新卒が間違えやすい表現と言い換え30例(言葉遣い)
- 「仕事での失敗を教えてください」の答え方|第二新卒がミスの話で評価される例文8パターン(面接での話し方)
この記事を書いた人
木戸 悠介(きど ゆうすけ)/なぜキャリア?運営者。1996年生まれ、神戸市出身。
23歳で上場企業子会社に新卒入社し、メディア広告営業を担当。25歳で第二新卒として障がい福祉領域のSaaS企業へ転職し、営業から営業企画へ職種を変えた。2ヶ月で10社に応募し2社から内定。その後スタートアップに3人目の社員として参画し、現在は自分の会社を経営している。